アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

2022年の終わり

2022-12-31 08:02:21 | 時代にFace it
◎死ぬのがいいわ

自殺ではないが、自分が死ねば、神仏を見て、神仏に至る。藤井風のグローバルなヒット曲“死ぬのがいいわ”で死ぬというのは、いわゆる恋人が愛に死ぬことではなく、『自分』が死んで神仏に至るの『自分』だったとは、静かなサプライズだった。社会でおおっぴらに求道の本流を語る人が出て来たのだ。そういえば、彼の『帰ろう』も明らかに“自分に帰ろう”を意識した名曲。

2022年は、9月下旬にアヴァンギャルド精神世界をクローズした。これは、いろいろな要因があったが、時代が変わって18年間にSNS環境が大きく変わったことや、自分自身のいろいろなものへの見解が変わってしまったことが大きい。その典型的なものは、
2009年に悟りとは何かを概説した【夢と真実】のシリーズであって、今から見れば肝心な部分が極めて消極的にしか書かれておらず、気の抜けたビールのような部分があった。

そして18年間全体でみれば、最初の頃には、怪しかったこと、あやふやだったことが次第に明らかになってきたことが増えてきて、その結果、最初の頃に書いた記事の中に今読むには堪えられなくなったものがあり手直しの必要を感じるものが増えて来たことが大きい。

さて2022年の取り組みで言えば、無為、無駄の再評価を意図的にやってきた。その一つが、タロットカードを十牛図みたいに悟りのステップとして見たシリーズ【悟りへの22段のパス⇒タロット・カード】。これは、人気があったので、復刻したい。
(【アヴァターラ・神のまにまに】では、カテゴリーの○○neoが復刻で、neoのないカテゴリーが新記事。)

【アヴァターラ・神のまにまに】では、メインのテーマの一つが、逆転、倒立の明確化。古今東西様々な悟りのステップが呈示されているわけだが、現代人には、一気通貫、一直線タイプのカリキュラム体系が受け入れやすいが、最も重要な最終バック・ストレートが逆転、倒立になっていることは、わりに強調されていなかったり、隠されたり、はぐらかしたり、未公開になったり、口伝になったりしている。もっとも、最重要な事柄は、往々にして平素日常から慣れ親しんで公開されている言葉だったりするのだが。

マインド・コントロール対策
十牛図はどこで逆転するか

それと想念と想念の隙間(刹那)の追求。これは、人が覚醒に至る突破口かもしれないので、今後の研究も待ちたい。その刹那の時差を追うのだ。

見ている自分と見られている宇宙全体との間の時差
日常覚醒時での想念停止と睡眠時などでの想念停止の違い-2

さらに長年よくわからなかった悟り後の修行、聖胎長養で何をやっているのかが見えてきたこと。

悟り後の修行・聖胎長養の狙い-1

2023年は、次のようなものに取り組んでいきたいと思います。
・身心脱落は、なぜ脱落なのか(クンダリーニは上昇なのに)
・湖南`s タブレット(悟りのステップ)
・英語記事発信

2022年のご来訪に感謝します。【アヴァターラ・神のまにまに】の“ブログ再開の辞”の読まれ方を見ると相当数のサイレントな読者の方がいらっしゃるようです。来年もよろしく。

Overview of the meditation 冥想の全体像
コメント (2)
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