人生は上々だ

管理人ののんべんだらりとは言いがたい日常を、のんべんだらりと綴るサイト。タイトルは自己暗示。

北関東の旅③

2005-05-19 00:51:34 | Weblog
こんばんはー、
先日、会社の営業所から300mの地点に
ヘリが墜落したくぉーつです。
道理で旅先でニュース見たとき
見たことがある景色だと思った。

長らくお待たせしておりました、
北関東無計画旅行の続きです。


3月21日(月)②

北関東無計画旅行2日目その2


腹減ったので、
日光の名物料理というのを探してみる。
すると、そこかしこに看板が。

「湯葉」
「湯葉定食」

湯葉というとあれか、
薄っぺらい豆腐か。
なんとなく心惹かれるものがない。
日光牛とかいないのか。


仕方なく食事は諦め、お土産物で腹を慰めることにする。

「苺大福3個300円」

お?安い。
購入。

早速車の中でひとつ食べてみる。


んー、甘かった、色々と。

3個も食ったら飯が食えなくなる。




日光東照宮を後にし、やってきたのは
ご存知日光江戸村。

江戸時代と言うよりも
時代劇の世界を再現したテーマパーク。
時代劇を見ている人の方が楽しめるという点から
やや大人向けのテーマパークといえる。

受付に到着し、入場料4500円を着物のおねーさんに渡す。
ここで通行手形と書いたチケットを受け取る。
どうせなら木製の手形にすれば良いと思う。
高いんだから。


早速中の街並みを歩いてみる。
江戸の表通りを思わせる賑わいで、
団子や甘酒、串焼きなど様々な食べ物が売られている。

甘酒が飲みたいところだが、
安全性を考えたえせ浜氏によりドクターストップ。


とりあえず飯は後にし、ぐるりと一周してみようということで
ちっとも当たらない的当てなんぞをやりながら
やや奥まった方へ歩いてゆく。

奥にあったのは


拷問の歴史コーナー。


鋸引きや獄門、牢屋の中の風景などを
蝋人形を使って執拗に詳しく解説している。

ところでこの蝋人形、
異常なまでにリアルに作られている。
おそらく今まで見てきた人形の中でも一番だ。
一人くらい本物が紛れ込んでても分からないんではなかろうか。
コーナー製作者の趣味が伺われる。


捕り物の風景、牢屋の中の風景、洗濯板(ギザギザのあれ)に正座する風景等
時代劇でおなじみの場面が続いている。

と、

「……っ」

なんか女の人の声が聞こえる。

早速向かってみると、
白い着物を着た若い女の人が
吊るされて杖で打たれている。
以下にその時の情景を示す。
台詞は実際に流れているものである。
決して当方の妄想ではない。



ビシッ!
「吐け!吐かぬかっ!!」
ビシッ!
「うぅっ。ぞ、存じませぬ。」

「何を手加減しておるのだ!?全力で打たぬか!」
「はっ!」

ビシッ!!
「あうっ!」
ビシッッ!!
「ああっ!!」




……成人向け大人向けのテーマパークだ。



大通りに戻り、花魁道中を見物。
と思ったら何か劇が始まった。

内容は、

幕府転覆を試みるチンピラ軍団が
高尾太夫として身を潜めていた老中の娘(隠密)に襲い掛かり
なぜか居合わせた宮本武蔵・伊織師弟がこれを撃退
最後に馬(人間2名使用)に跨り高笑いしながら去っていく
というもの。

文章に書くと本当に何が何だか分からん……。



その後忍者怪怪亭なる建物へ。
どんなアトラクションかというと、
20°ほどの斜面に家が斜めに建っている
ただそれだけである。

が、

実際中へ入ってみると
真直ぐに立っていられない。
斜めになっていると頭では分かっているつもりだが
どうにも三半規管が言うことを聞かない。

外を見ると斜めに立っている人が
「何やってんだこいつら?」
という目でこちらを眺めている。
だったらあんたやってみれ。


金がかかっていない上に、入ってみると実に楽しい。
マトリックスごっこもできる。
非常に優れたアトラクションであるといえよう。



もうすぐ「遠山の金さん」が始まるということで
北町奉行所へと足を運ぶ。
席に座っている間えせ浜氏と、

「この場所に座れば柱をよけるふりをして
彼女もしくは自分が寄りかかることが可能だ」

実に使い道に乏しいアイデアを出しつつ開演時間を待つ。


金さん登場。
この人さっき街中をぶらついてた人だ。
すげぇ、本当に遊び人だ。

劇の内容は特筆するほどでもないが、面白かった。



時代劇の世界を満喫し、
そろそろ時間だということで帰途につく。



飯は?

本当に忘れてた。



折角栃木まで来たので
宇都宮で餃子を食べることに。

調べた結果駅ビルの中にあるところ(名前は忘れた)で
焼き餃子・水餃子を堪能する。
んまい。


時間も差し迫ってきたところで帰ろうとした矢先
電光掲示板を発見。

「加須―久喜 渋滞12km 80分」

当然のように横浜まで下道を選択。
さあ冒険だ~♪











7時間後、横浜に到着。

日本の広さを思い知った。




今回の無計画旅行は
成功裏に終わることができたと言えるでしょう。
お付き合いいただいた(?)えせ浜さん
まことにありがとうございました。

毎回終わったあと言ってますが、
次回こそは4人で。