ランチ王ブログ

千葉中央ランチ王、虎ノ門・霞ヶ関ランチ王を僭称する、ランチコレクターみぶのブログです。ランチ以外の食生活も暴露。

おさかな倶楽部

2014年12月17日 | その他千葉県

地魚刺身5点盛り定食 1944円

おさかな倶楽部 千葉県南房総市富浦町多田良1254

富浦漁協の直営レストラン、「浜の台所 おさかな倶楽部」に行ってきました。
漁協直営と言えば、保田漁協直営の「ばんや」が人気を集めていますが、富浦にもこういうお店があったのは知りませんでした。
国道から細道を分け入って、ちょっと不安になるくらい進んだあたりで、営業中のノボリが見えてきます。
早めの時間だったこともあってお客さんの入りは寂しいものの、新しくて明るい店内の大きな窓から港の風景を眺めると、自然と気分が高まってきます。
さて何を食べようか、ということで黒板に書かれた大量のメニューを見てびっくり。
思わず、「さかな、さかな、さかな~」 と口走ってしまうほどの魚づくしで、「ゴンズイづくし定食(笑)」とか「ウスバハギ煮付け定食」とか、なんじゃそりゃ!?というような珍しい魚もありました。
メニュー名に(笑)を付けてしまうセンスは嫌いじゃありません。
さて、その中から注文したのは、「超特選!高級魚づくし」と書かれた地魚5点盛り定食。炙りクロムツ、アオリイカ、アカヤガラ、ヒラスズキ、エンザラと、何やら耳慣れない魚も入っています。
これが、どれもこれも抜群にうまかった!
クロムツ、アオリイカはその名も高き高級ネタだし、アカヤガラは、割烹料理店で板前さんが顔の長い怪異な姿を客に見せて喜ばせるようなネタです。
そしてヒラスズキとエンザラは謎なので、信頼しているサイト「市場魚介類図鑑」で調べてみました。

ヒラスズキ「身質がスズキとははっきり違う。スズキには川魚のような匂い香りがあるが本種には皆無。どこかイサキやコイチ(ニベ科)に似ている。この刺身の味わいは抜群で食感もよく、旨味も充分、後味に甘味が残る。」
エンザラ「クロシビカマスの俗称、刺身は皮と血合いの間だの薄い骨のない層を取りだして、切り付ける。 もしくはかき出してたたき状に作る。これが白身ながら脂があまく非常に美味。」

どちらも味は絶賛されていますが、市場への流通は少なく、漁協直営店ならではの魚でしょう。
「おさかな倶楽部」、俄然、応援したくなりました。


多様性に富んだお品書きに思わず興奮!

 


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