ただ生きるのではなく、よく生きる

自然の法則をとらえ、善(よ)く生きるために役に立つ情報を探して考えてみる

どんな犠牲をはらっても

2017-07-15 17:37:35 | 知恵の情報
われわれはどんな犠牲をはらっても、われわれ自身のために、習慣的にすべての
人を愛するように努めなければならぬ。彼らがそれに値するするかどうかは問うに
及ばない。これを常に正しくきめることは、あまりに困難なわざだからだ。

愛のない時、われわれの人生は、とりわけ青春の日が過ぎ去った後においては、
あまりにも悲しいものとなる。まして憎悪は、まったく死と選ぶところがなくなるほど、
人生を毒する。(『l幸福論』弟一巻「よい習慣」)


始めから余計な心配はしなくてもよい。力というものは、正しく進んでおりさえすれば、
使命の増大につれて、増大してくるものなのだから。

取り越し苦労は絶対にいけない。
まず目的を問い、
それから信念をもって敢行すること、
これが大きな仕事をやりとげるのだ。
(書簡 教育)

─『希望と幸福 ヒルティの言葉』 秋山英夫訳編 現代教養文庫
  社会思想社

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