月刊誌に古事記ゆかりの伝承地として西都市の鹿野田神社が載っていた。家からも
そう遠くないので探しに出かけた。
地図で見ると西佐土原から少し西都の方に入った所のようだ。西佐土原の街を通り
抜けその先で国道219号線をくぐり西に向かう。やがて巨田神社の入口がありさらに
進み東九州道をくぐった少し先に鹿野田神社の看板があった。看板の左手に鳥居が
ありくぐって田んぼの間の参道を行った突き当たりに鹿野田神社はあった。
境内に入ってすぐ左手にガラス張りの小屋が目に付いた。中に入ると奥に小さな祠が
そして手前下に井戸があった。
この井戸が日向灘の干満に合わせて水位が上下すると言われている「潮満の井戸」
だった。井戸の水には海水の約半分の塩が含まれている塩水でここの神社の御神水
になっているらしい。
また本殿へ登る階段の横には樹齢(推定)450年のクスノキの巨樹が御神木として
ドーンと構えていた。
by ヒロ