katerさんの保護日記

保護ワン・保護にゃんの新しいお家を探しています。

ALL OR NOTHING

2012-06-06 12:05:02 | 日記
とらきちさんが毎週月曜日の昼休みに保健所に出向いて写真を撮ってくれています。
(仕事してる人なら分かると思いますが、昼休みを丸々潰せますか?
毎週毎週のことです)


何のために?

地元で起こっていることを、地元の人に知ってもらい、そして地元の人に考えてもらえればと。
もちろん、レスキュー出来る人がいらっしゃればお願いし
里親になっていただけるのであれば、これに越した事はありません。




全部を助けられない。

当たり前です、保護できる以上の数が入ってきていますから。
出る数を増やすことが出来ないのであれば入るほうの数を減らす。
そのための地道な活動が、地域猫(不妊化)活動と啓発運動なんです。



保護活動は、(極端に言えば)他人の尻拭いです。
人に尻拭いをさせ善意の上に胡坐をかく人が居る限り
今のいたちごっこは好転しません。

保健所から引き上げる事は、いろんな事を想定して覚悟をして引き出します。
つい先日個人保護したマルチーのわたげに関しても
腹をくくって引き出しました。(他の子も同じです)
一時の「かわいそう」だけでは動けません。
保護活動をしてる人はみな
保護してあげれない子に罪悪感を感じてます。
選択からこぼれた子の十字架を背負ってます。




今回空輸に論点が絞り込まれていますが、

思考ポイントがずれていると思います。

地元の事は地元で解決していかないと、必ずどこかにしわ寄せが出るはずです。
特別小さな地域というわけでも、
特別な事件でもないんです。
木を見て森を見ず・・・そんなイメージです。


一匹でも助かるなら・・
しかし、、その1匹のためにこぼれ落ちる1匹が居るとしたら???


私が「長崎猫の会」の子ニャンを預らせてもらっているのは
保護した子に100%の責任を持っているからです。
譲渡した後も、「譲渡したら終わり」じゃないスタイルがあるからです。
スタンスと、情熱に感銘を受けました。

そして、そばで会の活動の状況を見て更に感動しています。
「天寿を全うするまで、愛されて暮らして欲しい」がコンセプト。

1ニャン1ニャンに対する姿勢
(愛情・時間・医療費・譲渡後のフォロー、全てに対して)
には、脱帽です。



色んなタイプの人たちが、
命に対して、
もう少し真剣に向き合ってもらえたらきっと変わってくるはずです。


とらきちさんの記事を拝見した後の
私心でございます。


ブログの内容と写真は全く関係ございません。
アタクシが可愛いと思った写真でございます。
(きっと万人ウケしないんだろうな。。)

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