十輪寺は山城町JR奈良線棚倉駅東側集落の東端にある真言宗智山派の小さな古刹、この寺の境外仏堂の谷山不動尊は良く知られている。
この寺の小さな境内や農道脇には古石仏や石造物が多く見られます。
境内南側一角に石塔やこの笠塔婆があって笠は欠損するものの塔身下部には鎌倉中期、文永11年(1274)の記銘が刻まれています。
総高約1、5m足らず、幅約30cm程の塔身上部に二重光背を持つ定印の阿弥陀坐像を半肉彫りで刻み出している。
乾いた地衣類が塔身全てを覆い尽くし、ただでさえ磨耗風化も加わった像容は定かでないこと甚だしい。
如来像の下方になにやら「キリーク」の文字のように大きく流れる線が見える。
傍らに建つ十三重石塔は笠塔婆より新しく鎌倉後期の像立。
軸部には顕教四仏の南面を釈迦に換え地蔵菩薩を刻んでいます。
境内から里山の広がる野道を本堂裏の方に進むと小さな辻の空き地に石仏が並び立っています。
近くの「坊の池」堤に有ったものをここに移したもののようです。
中央には総高約1m足らずの定型地蔵、室町中期永正二年(1505)の銘がある。
向かって右側にはひどく痛んだ定印阿弥陀だと思われる石仏が体躯に沿って深い溝線を刻みこんだようにも、また二重光背の様にも見える中に半肉彫りで刻み出されています。
火災にでも遭ったのか??御覧のように破損がひどく、下半身は欠損しているようで、腹部より下部を埋められ置かれています。
山城町史?には地蔵石仏として紹介されていますが、もしかしてこの地域一帯にも古墳が多いことから、この形状から察するに石棺仏なのかも知れないと思ったり??。
撮影2011.3.4
青空が映えて良い風情ですね。
また、行く所が増えました・・・
逆方向から撮るとちょっと戴けないんですけどね。
このところ韓国行きの下調べにすっかり没頭しています。
ハングルがやっぱり難儀(笑)・・・。
いずれとも全く必要ないですよ。
なんお気遣いも不要・・・大抵は留守だろうけど、誰かにであったら声掛けぐらいはしたほうが良いていどです。
境内はいつもオープン状態・・・
重ねてお伺いしたいのですが、小さなお寺のようで住職さんもお一人とみうけますが、住職さんとのお話もしたいのですが、そういったことも可能なんでしょうか? 何度も質問失礼します
近くに良い磨崖なども有ります。
それも十輪寺のものですが・・・。
「間の日」と書いて「あいの日」・・・所謂 ウイークデーの事、土日以外は留守がちの様な気がしました。