何とも判り難い山裾に隠れるように在る磨崖石仏。
伊賀市阿保、青山小中学校のすぐ近く、昔はこの前を古道が通って居たのでしょうか??確かに現在も信仰の続いている気配は伺われますが・・・どう見ても痛々しすぎる祠です。
磨崖仏は祠の奥、山裾から突き出した大きな花崗岩の岩肌に刻まれて居ます。
子安地蔵と呼ばれる石仏は高さ50~60cmの縦長枡形を彫り沈めた中に大雑把ながら右手錫杖、左手に宝珠の定形地蔵立像を刻み付けている。
地蔵は蓮台に立つ像高約40cm、拙さと共に風化摩耗も目立ちます。
しかし一層のこと、前に置いた祠などは取り外し、もっと皆に見てもらえるようにした方が良いかもしれない・・・・。
撮影2012.5.4