竜王町の中央平野部にある橋本の地は、この地方の郷社で国宝本殿を有する古社「苗村神社」の警備にあたる役目の村で、騎領(きりょう)と言われていたという。
この地にある左右神社という聞きなれない名前は、苗村神社祭礼の際「橋本」から三十三の郷が左と右に分かれ、行列を作ったことから「左右神社」と言われている様です。
県道橋本交差点で西進すると直ぐ小さな杜の左右神社、鳥居の前に着きます。
石鳥居奥、参道両側の勧請木の間に一筋の縄が渡されているのが見えるが、この地方のどこでも見られるような『トリクグラズ』や、小勧請がなどが縄の中心部には見られません。
小縄は両勧請木の脇にまとめられていて、何本ついているのか??どういう形になっているのかも定かではありません。
何ゆえこういう事に成っているのかは解りませんが、ちょっと興味の惹くところです。
ひょっとして、この地の成り立ちと何か関係があるのかも??
撮影2008.2.10