<南面する拝殿本殿に続く杜の入口にある石鳥居>
八幡市内里集落の西外れ、三方を農地に囲まれた緑濃い鎮守の杜に鎮座・・・延喜式久世郡の内神社に比定される古社です。
境内へは専ら集落に接するこちらの脇鳥居、脇参道の方から入っている。
社伝では、山城内臣の死後に祀ったのが創建とされ、中世には春日宗像神社と称して現在地の南東600m付近の「小字古宮」に大永年間(1521~28)まで内神社があって、天正年間(1573~92)に現地に遷ったと伝えている。
古宮にしても現鎮座地にしても木津川に近い平低地に有り、延喜式内の古社の鎮座地としては相応しくなく、おそらく美濃山(内里の西南丘陵)に鎮座していたのではと言われている。
寛保三年(1743)に建築された本殿は平成15年に再建・・・祭神:山代内臣(やましろうちのおおかみ)・味師内宿禰 (うましうちのすくね)
旧本殿は京都府の登録文化財として本殿横に置かれている。
撮影2015.8.5
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