真新しい桂地蔵寺に残された石仏さん達・・・・・しかしこう言うふうにコンクリート漬けでは可哀想。
京都六地蔵は、「平安時代」都への六街道入口に祀られた・・・・その内ここは旧山陰街道桂川の西、桂六地蔵尊地蔵寺。
再建されて間もないのか?眩いくらいに新しく整備されすぎ、ちょっと風情には欠ける。
本堂の中央には、かの小野篁(おののたかむら)が、一木より刻んだ六体の地蔵菩薩の一つで有る、と言われる一體が安置されている。
本堂の再築と同時に補修されたのか??ピンピカで・・・・どうもどうもです。
その向かって右隣に薬師石仏・・・いつもは秘仏だと言うので公開日に合わせて訪ねたが、やっぱり撮禁、実物は見たのですが、画像は寺の栞から拝借。
現物も須弥壇に下半身を隠され全体像を見ることが適いません・・・・。
資料に依ると等身大坐像、右手胸元で施無畏印、左手膝上にて薬壺を持ち、鎌倉期の造立。
得てして秘仏の場合は見せるのが憚られる程傷みが酷い事が多いとか??
境内脇にコンクリート付にされた石仏達から・・・・これは鎌倉期の定印阿弥陀石仏??。
山形二条線の阿弥陀板碑・・・室町期???
これも山形阿弥陀板碑・・・・・こちらの方が時代があるかも??
中央には鎌倉期の宝筐印塔・・・なかなかいいものたちが並んでいますが・・・・、イマイチしっくり来ないのは、周りの全てが新し過ぎるからなのか??
撮影2012.9.6