京都市最南端、伏見区桃山の小高い台地に残されていた茅葺き民家。
この桃山台地は、かって豊臣秀吉が伏見桃山城を築城、当時なら庶民など近づくことさえも出来ない??と思われる古い呼び名の一画に残っていた。
付近は乃木神社や明治天皇陵にも近く由緒在る土地、いくら由緒正しき場所だとは言え、こんな市街地に茅葺き民家残って居るとは思いもしなかった。
台地斜面、背後に台地の木立を背負い、正面を道路に接し、大きい入母屋の茅葺き屋根を見せている。
下屋は現代風に模様替えされ、棟続きで現代建築が増築され、若者仕様の車が横付けされて居た。
ちょうど近くに小学校が有り下校の子供達が、かしましく帰っていく・・・・
この子供たちは茅葺き屋根の民家など毎日どんな目で見ているのだろうか??
撮影2014.9.19