先日に引き続き極楽寺墓地の石仏さん達 ・・・・。
広大な墓地の中世石仏だけでも一杯在り過ぎ、その全てを紹介出来る訳も無く、ちょっと僕の目を惹いたものだけピックアップ。
墓地の南入口を入って直ぐに目に付く舟形光背の定形地蔵石仏。
総高1.5m、像高105cm、落ち着いた慈悲深い尊顔で元亀4年(1573)の造立。
近くで見掛けた元亀と読める銘を持つ阿弥陀坐像石仏・・・・、上記の地蔵石仏と良く似た顔つきをしてました。
少し上に登った処に並べられていた地蔵石仏。
室町後期、天文十六年(1547)の銘を確認。
総高150cm、像高108cm、光背に線刻の頭円光を刻み、室町後期の特徴ある蓮座に立っている。
撮影2012.5.26