大阪府最東端、我が山城、京田辺市と境を接する枚方市長尾に聳え建つ、大きな茅葺き大和棟。
家挌を示すような、黒壁横長の長屋門が主屋を隠して伺うことが難しい。
旧街道に沿う様に造られた土塀の一角より見た一枚・・・・長大な棧瓦箱棟の上には見事な二本の避雷針。
両袖を棧瓦の落棟とし、向かって右棟には煙出し館。
正面は茅葺きのまま残しているが背面は既に覆い懸け屋根に成って居る。
市街地の茅葺き屋根は、まるでステータスを示すデコレーションの役目も果たして居るかの様・・・・・。
撮影2013.4.27