もう今では農耕車でさえ通れない石橋・・・
この石橋は両川岸にある滝貞と小平の集落を繋ぐ必要不可欠な橋として大正末期に架設されたとか・・・・。
コンクリートジャングルに住む都会人には信じられないような長閑な景観、「日本の棚田百選」の小川に架かる小さなアーチ石橋・・・・・。
以前棚田のページでも紹介した「両合棚田」を背景に何ともお誂え向きに、細く清い流れの滝貞川を跨いでいます。
大正14年(1925)の架橋、長さ9.8mと、丸太橋でも済みそうな川幅なのですが・・・・・
アーチの部分は切石を堅固に組み合わせ上部は自然石を積み上げその景観も素晴らしい。
僕達が小学校の頃に習った「春の小川」そのものの情景・・・
もう「今は昔」そのものが現実に存在してる景観です。
撮影2010.4.30