琵琶湖湖西、安曇川近辺には継体天皇に纏わる史跡も多いが、JR湖西線安曇川駅近くの北出集落にはその子、安閑天皇を主神とする神社があり、境内傍に「神代文字石」と呼ばれる見慣れない象形を線彫した石が置かれて居る。
「神代文字石」とは言え、文字と云うより子供のイタズラ書きのようにも見えるそれはペトログリフとも呼ばれ、当時の事象をシンボライズした形で表しているとも言われて居る・・・。
ここでも、はてさて・・・・、安閑天皇を主神とする此の安閑神社は式内社でもなく村の小さな鎭守に過ぎない。、
この「神代文字石」も近くの小川で橋桁に使われていたそうで、出所は全く不明だとか??・・・
蕨手紋のように見える触手のようなもの、方形渦巻きのような形、波頭のようにも見える下方三角形・・・・
興味深いが其処から先に進めない・・・・・、いずれ人工的に何かの目的が有って刻まれたものには違いない。
安山岩と言う比較的軟らかい石に浅く削られたものにしてはかなり保存が良いようにみかける。
傍らには力石と呼ばれる・・・・・、これはただの、のっぺら坊。
撮影2011.2.20