愛しきものたち

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奈良県橿原市 益田岩船(ますだのいわふね)

2011年06月25日 | 石塔:石造物

 

益田岩船(ますだのいわふね)と呼ばれる古代石造物が明日香の陵墓が並ぶ明日香歴史公園から西方へ2kmほど離れた丘陵頂上付近に有る。

白橿(しらかし)南小学校脇に立つ案内板通りに山道を約10分、鬱蒼とした竹林にぽっかり空いた空間に無造作にある。

 

この巨大な人工の石造物は亀石・酒船石などと並ぶ飛鳥の謎の石造物の一つともされ、古くから注目されて来たようですが・・・・・

やま腹に取り残されたように有る巨石造物は東西約11m、南北約8m、高さ約5m弱・・・ご覧の様にばかでかい花崗岩の石塊。

真近に見上げれば・・・、まるで亀の甲、いや恐竜の背を思わせる格子状の幾何学模様・・・・これは一体何??

その上部には頂部に繋がる深い溝??

頂部は平らに削り取り、縦横1.5mの近い長方形と正方形の孔が約1.5m近く彫り下げられ・・・・、これは全く何をしようとしたものなのか??

造られた時期や目的などが一切不明・・・・・・謎は謎を呼び、奇想天外な説も飛び出す。

いずれにせよ近世の造作では無く・・・・、古代のものであるとするならば、所詮現代人の頭では解き明かせないかも??

因みにその重量は160トンもあるとか??

 

詳しい説明はここから・・・・はてさて、世の中には解らないものが一杯あって・・・・。

撮影2008.11.9