能登半島巨樹追いの旅の途中に寄った「日本の棚田百選」に選ばれた石川県境にに近い富山県氷見市の市街を遠く離れた山中に有る棚田です。
富山湾沿いの国道160号線から県道70号、306号と乗り継いで北方山中へ約7km車で15分。
<こんな ユーモラスな看板が出迎えてくれる>
長坂の峠を越して下り坂になると谷の合い間に棚田が其処此処に見えるが「長坂の棚田」は更に県道から左手に脇道を登った上に広がっている。
標高200mの棚田から、富山湾越しに3000m級の立山連峰が見渡せる絶好のロケーション と、看板のうたい文句・・・・・、しかしその日は見通しが悪く残念。
この長坂の棚田は確かに広く大きく斜面に広がってはいるものの・・・・
どちらをどう見渡してみても圃場整備が行き届きすぎ・・
あの波うち、うねって斜面を駆け上がる棚田のイメージは此処では期待できない。
その分耕作放棄田や転作田も殆ど見かけず、色づいた稲穂がいっせいに風に戦ぐ様は圧巻ですが・・・
因みに棚田枚数120枚、此処も「日本の棚田百選」に選定されている。
出来たら、棚田越し富山湾越し、海の上に浮かぶ立山連峰を見てみたかった。
撮影2009.9.20