同じく旧美里町穴倉(あなくら)は前回紹介の高座原(こうざわら)の隣村。
穴倉から経が峰への道筋の奥まったところに約10軒にも満たない小さな集落があります。
日本のふるさとをそのまま絵にしたような鄙びた山村風情そのままで、この土地の空気を感じるだけで豊かな気持ちになれるような・・・・
そんな一番奥の高台に金剛寺と言う古刹が有って、その脇道に山の神場が残されている。
茂みの一段高い場所に石の祠が在ってその中に1対のオッタイメッタイ・・・いかにも微笑ましい。
高座原のものほど生々しさは感じなく素朴で微笑ましい感じがそのまま現れている。
シンボリックな呪具と言うより素直な形として見られ、日本の原点の一つかも知れない。
撮影2011.4.2