愛しきものたち

石仏、民家街並み、勧請縄、棚田景観、寺社、旧跡などが中心です。

奈良市 杣の川(そまのかわ) 阿弥陀磨崖石仏

2011年04月22日 | 石仏:奈良

名阪国道最大のサービスエリアの在る針ICで下りると目の前を走っているのが国道369号線。

左折すると宇陀、室生方面、右折して北上すれば柳生から奈良、笠置方面へと続いている。

針IC から北進すること約10分、トンネルを越えてなだらかな下り坂になる辺り・・・・・。

いつも良く利用する道路でありながら今まで全く気付かなかった・・・、それと言うのもこの道路は大和高原ハイウエーと名づけるほどの軽快道路、この辺りにはそれらしき集落、寺社など妖しさも無く軽快にとばしている。

道路左側に少し余裕野有る左土提下に石仏らしきものが見えて後方を確認の上ストップ。

山裾斜面に横たわる1.5m四方ぐらいの岩に阿弥陀石仏が刻まれている。

この石仏には今でも信仰が続いてるようで花も水も新しく、紅い涎掛けも掛けられている(撮影時にちょっとはずさせて貰ったが・・)

旧街道の辻の阿弥陀さんだったのだろうか??、近くに廃寺跡でも有るのだろうか??

高さ40cmぐらいの二重光背の中に像高約30cmの小阿弥陀。

小さくて可愛い仏さんです。

撮影2011.4.2