がらんと開けた田舎寺という雰囲気の境内、その片隅に横一列に並べられている数体の石仏さんたち。
元々こうではなかっただろう、加西市の文化財に指定されたのでこのように横一列に並べられ、大日寺石仏群と呼ばれてるのでは・・・。
まあそんな事は同でも良いけど、やっぱり目に付くのが大きな石棺の蓋石に刻まれた阿弥陀さん・・・
像容も顔容もおぼつか無く、如来とだけは何とか判る・・・その上あかい涎掛け、坐像だと思うけど確信はない。
涎掛けも良いけどちょっとその裏に隠れている姿も見てみたいとおもう、それでも光背に化仏が三体は見える。
実は七体あるらしい。
実は有名なのが後に立ってる大きな丸彫りの何でもなく見える地蔵さん。
表は何でもないけど・・・・後に廻ればこの通り、しっかりクルスを背負っています。
加西とキリスト教の結びつきが余り良く判らないけど、近くには何体かこういう石仏が有るようです。
撮影2007.12.8