甲賀市土山町鮎川は国道1号線土山から県道九号線を経由、鈴鹿山系、あるいは日野町へと至る山間の集落です。
1号線から続く県道九号線はやがて直角に左折鈴鹿山系方面に進むことになるが、左折してすぐにある集落が鮎川、その集落の入り口あたりに鎮座しているのが三上六所神社で小さな集落にしては豊かな杜と立派な境内を持っている。
社伝によれば三上三郎という勇敢なる狩人に村民らが獣の退治を哀願し、三郎はこれを諾し村内に假宿して退治したという。
村人らは三上三郎を深く敬慕し鮎河の産土神として祭祀したと言う。
割り拝殿奥の本殿横には大きなケヤキが聳えていてその脇には山の神などを祀った石祠が並んでいる。
横手には蛇縄(勧請縄)をぐるぐる巻にした木立がある。
僕の見た限りほかには何もなく、もちろんこれが山の神の祭祀あとなのかも判らないが・・・・。
わが山城でも、又湖東、東近江でも同じように縄を木立にぐるぐる巻きつけるところが有るのを知っています。
取り敢えず画像資料としてUPしておきます。
撮影2009.3.8