季節が一巡りしてまたまた勧請縄が新しく取り替えられる季節がやって来ました。
今年の正月休みは連日天気が悪くて、連休最終の一月四日、いてもたってもいられず取り敢えずはと湖東方面へと出かけて来ました。
年が明けて間も無いので予想通りまだ縄の張り替える時期には少し早いのかあちこちの集落を廻って見ましたが、去年の古い勧請がそのまま残っているところが多くちょっと下調べの様な感じになってしまいました。
それでも2~3新しい勧請縄に変わっているところも有ったので紹介して行きます。
東近江市大塚町の八幡宮は近江鉄道朝日大塚駅近くの池をめぐらせた奥の方に有る一見して古墳だと解る塚に鎮座している鎮守社です。
由緒書きや説明書などは何も無くまったくよく解らないが、地名から察するにこの鎮守の杜は間違いなく古墳で、その上に八幡宮を勧請したものだというぐらいは誰の目にも明らかです。
ここの正面、石鳥居と狛犬の両脇に金属製のポールを立てて勧請縄が掛けられている。
近くに訪ねる人なども無く詳しいことはまったく解りませんが、この地域ではごくありふれた縄の形状で、取り立てて特徴はありませんが、ここのトリクグラズは藤蔓で作られたセーマンで、それを中央に吊り下げ小勧請は約束どおりの12本でした。
今年最初に出遭った新しく取り替えられた勧請縄です。
撮影2009.1.4