竜王町でも、どこの神社に行っても勧請縄に行き当たりそうな気がしました。
鵜川天満宮は祖父川の堤防下にある小さな鎮守。
道路が、堤防に沿って走ってきてちょうど集落に入り込む曲がり角に面して参道の入り口になっている。
石の鳥居が道路の対面にあって、この道路が長い参道を突き破ってつけられたようです。
勧請縄は、このたち切られた参道の入り口両側の木の間に掛けられています。
長さ約10mばかしの縄の真ん中にヒノキの小枝をまげてトリクグラズを作り、両側に各6本づつの小縄を吊り下げている。
小縄には重たいほどの常緑樹の小枝がつけら、縄の上部にも12本の御幣を付けた篠竹をつきさしています。
この東近江地方としてはスタンダードな形です。
撮影2008.2.11