滋賀県大津市の大石は琵琶湖から流れ出す瀬田川がやがて宇治川と名前を変える辺り、京都府の宇治市や宇治田原町と県境を接している。
大津市とはいえ、この辺りは背後に山を控え、前には川を置く風光明媚な里山地域です。
この大石地区にある龍門町の八幡神社の勧請縄は、石の鳥居の奥、参道両脇の木の間に渡されている。
湖東ではどこでも見られるトリクグラズは、この縄に見ることは出来ない。
いたって単純な勧請縄で、太縄に緑の葉つけた小縄を12個吊り下げている。
この集落の出口か入り口なのか?1本の古木にもこの勧請縄に吊り下げられている小縄と同じ物が巻きつけられていた。
撮影2007.2.27