ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

シジュウカラを描いてみて

2008-03-10 16:25:12 | ポーセリン・ペインティング
ジジュウカラ(四十雀)学名 Parus major 英名Great Tit  
学名のmajorが示す通り、代表的なカラ類、でも英名のGreat は??
約15センチ、スズメくらいの大きさなのに。。
日本語の四十雀は一羽で40羽分の価値があることからこの名前がついた、
ともいわれています
少し春めいてくると、近くの林から「チーペ」「ツーペ」となんだか間の抜けた鳴き声が
聞こえてきます~シジュウカラがさえずりの練習をしているのです!
本当は「ツツピィー、ツィーピィー」と遠くまで届く高い声でさえずるのですが・・・
まだノドが本調子ではないのでしょうね(笑)
この声が聞こえて来ると、私もソワソワしてきます





左は人物画を描く様に「こってり」と時間をかけて描いた絵
右はヨーロピアン風に「さらり」と描いた絵
左の方がずっと手間が掛かっているのに、右の絵の方が「らしく」描けたような気がします
・・・どうしてか・・・「こってり」の絵は疑問を感じながら描いていたのですが
疑問を解決すべく、観察に出かけてから描いたのが右の絵
「観察する事」「描く事」が大切なんですよね。



展示会を開催致します
4月1日~6日 スペース・パナクティにて
ご来場をお待ちしております

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6 コメント

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かわいい~ (SAKURA)
2008-03-10 18:33:18
春の声が聞こえてきそうな絵ですね。
いつもながら、美しい描写にうっとりいたします。

「さらり」と描かれた方からは爽やかなさえずりが聞こえてきそう・・・。

「こってり」の方は、やはり細部にわたって絵を楽しませていただきたくなります。
ふわふわな羽毛も感じさせられ癒されます。

「さらり」も、「こってり」も両方素敵です

展示会を楽しみにしています。

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Unknown (るい)
2008-03-10 21:56:08
私も描き始めの頃、この事で相当悩みました。
自分なりに結論が出たので、今はその方向で描いています。
描けば描くほど奥が深い世界、研究の余地はまだまだありますね。

作品展までもう一息、体調をくずさないよう、十分お気をつけくださいね。
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SAKURAさま (ぴゅい)
2008-03-11 21:40:03
さえずりが聞こえてきそう、というのは一番嬉しいお言葉です~
「春告鳥」と呼ばれるウグイスはしっとりと春を知らせてくれますが、このシジュウカラ、「春だよ」「春が来たよ」と大騒ぎしてるように思えるのです。森の中でも一番のおしゃべり、と勝手に
想像してみたり・・・(笑)
ヒマワリの種が大好物(ハムスターみたいでしょ)で庭に来る家では手のひらで食べる事もあるんですって!!
とっても人に良く慣れる鳥です。

どちらの絵も展示会に出品しますのでまたご感想をお聞かせ下さいね!
?
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るいさま (ぴゅい)
2008-03-11 21:52:14
確かに・・・「こってり」「さらり」の中間に「図鑑風」というのもありますしね。
描いているうちに進むべき方向が、見えてくると思いますから
やはり「描く事」が一番!
人物画と同じで生き物を表現するのは描けば描く程、疑問や問題、次への期待…etcがうまれてきて悩むんです
本当に奥が深い世界。
展示会まであと少し、体調を整えて頑張りますね!
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Unknown (boss)
2008-03-13 06:54:01
とっても可愛いです!!
手間暇かけて描くのが、一概に良いとも云えないのですかぁ?
私にはとっても微笑ましい家族のシジュウカラに見えますが、、、

展示会おめでとうございます。
お近くだったら拝見しに行けましたが、、、残念(T_T)
出展作品の製作も大詰めをお迎えの事と、お体に気をつけて頑張って下さいね。
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bossさま (ぴゅい)
2008-03-13 22:09:13
おかえりなさいませ~
早速のコメント有り難うございます!
「こってり」手間暇かけて描いていると、知らず知らずのうちに
全体が見えなくなって来るのが私の悪いクセなんです
実はこの2枚、お手本は同じ作家さんのイラスト。
右は児童書の挿絵、描き込み過ぎず、特徴を的確に表現されてるのはさすがですね~

この親子のシジュウカラ、右の方にずらっとヒナが居るのですが
一番最後の子が一番カワイイんですよ!

展示会、いよいよ迫ってきました!
体調管理はしっかりと、と思っています
有難うございます

?
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