まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

プリント基板 自前製造の過程

2010年05月26日 | Weblog
ネットでは、アイロン転写方式という、荒業に近い(失礼)方法が存在し、
これならば家で格安にプリント基板が製造できるという事で、いろいろと
試して、これらは、先人の方々の貴重な体験記を参照させいただいたため、
おおむねは
成功したものの、それから先があり・・・

穴あけ。
ICを挿すにしても抵抗を挿すにしても、穴が開いていなければ挿せないので
穴を開けることに。

以前から欲しかった小型ボール盤。勢いついでに購入し、X-Yベッドまで
無理やり取り付けたものの、どうも使い辛い。
ベッドに基板を固定してもミリピッチでの前後左右の移動なのに穴は
インチピッチ。
 あまりにわずらわしいため、サンハヤトの小型ドリルを、これまた
腹立ちまぎれに購入することに。当然ながら、固定用具も。

これで解決したと思いきや、今度は顔を近づけて、つまり耳の横で
モータが回るので、基板1枚分の穴あけが終わると、パソコンのファンの音が
シャワシャワという変な音となって聞こえる事に気づき、これはどうにか
せねばという事で、回転制御を加えることに。
回転制御装置


画像下は5V用のスイッチング電源で、上に張り付いているのが今回製造した物。
しかしながら、この基板の穴を開けるにも、高速回転のドリル音を聞くはめに;;;
そしてついでという事で逆転スイッチも付けることに。


出来上がりの回転が、こんな具合に
http://www.youtube.com/watch?v=KztF8WCmla4
ドリルを微速前進?させてどうするという意見も聞こえそうだが、
PWMでの回転制御の実験結果という事で。
ただ、ここまで速度を落とすとトルクがないため、穴あけには不適切ながら
実際の使用時は、うるさい音域を避ける事が出来るため、非常に快適な穴あけ作業が
出来るので実用的だと自画自賛することに。

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