まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

XMODSの難点克服

2005年03月29日 | Weblog
 家で整備した後、コースに出て見なければ分からない事は
多々あります。
実際走らせてみると、奇妙な動作にでくわしました。

 ドリフトに入るためステアリングを切ったあと、センターに戻らず
いわゆるお釣りが残ってしまい、それを是正しようとすると戻す
タイミングが非常に難しく、巻き込みを起こしていました。
高速コーナでは気にならないのですが、低速コーナでは巻き込みばかり
起こり、ただでさえ挙動に慣れていないSサイズホイルベースのXMODSが
より操作が難しくなっていました。

 ボディを外してカーペットに置き眺めていて分かりました。
プレーン用のサーボを付けていますが、舵を切るごとにサーボそのもの
が動いています。
何ということでしょう。度重なる衝突なのか操作限界なのか、セメダイン
スーパの接着力が落ちてしまっています。
全部外すのも相当の苦労があるので何かできないか考えてみました。

 画像のようにサーボの上側を押さえてしまえばよいわけです。
バルクヘッドの留め板?から張り出しをつけ、サーボを左右から挟みこむ
ようにしました。当然お気楽工作のプラ板にプラ棒を張り付けました。
これを付けてから、しっかりとセンターが出るので、お釣りが消え
格段に操縦性が上がりました。
以外な落とし穴でした。

しかしもうひとつ。
右にはよく曲がれるのに左に曲がりにくい事がありました。
タイヤ角度を見ていても切れているので、他に原因があるよう
でしたが長い間わかりませんでした。

 家で綿密に分解整備中にやっと原因が分かりました。
フロントのデフに遊びがあり、デフが左よりの場合には左前輪に
トラクションがかかりますがデフが右よりになるとトラクションが
抜けて3WDになってしまいます。
 この遊びがXMODSには重要なのですが、トラクションがかからない
のでは話にならないので、対策をしました。
画像では見づらいのですが、右バルクヘッドとギアデフの間に
スペーサを入れました。
3mm径のワッシャでは厚みが不足しているので、0.5mm厚のアルミ
スペーサが最適でした。
これは、タイヤシャフトの内側に入れ、タイヤのガタを減らすために
使用していましたが、思わぬところで利用できる事が分かりました。

走行してみましたが、今までの奇妙な動作からうってかわり、
左右同じ感覚で曲げられるようになりました。

なかなか奥が深いというか、一筋縄ではいかないXMODSでした。

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5 コメント

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私のも (HIDE)
2005-03-31 17:45:13
実は私のも、同じ現象がおきています。

左旋回と右旋回で走り方が違っています。



きっとまるはさんとおなじことが起こっているのでしょう。



ワッシャー(スペーサー)を

もっていないので、そちらに帰り次第、

購入、修復してみたいと思います。



先ほど完成させた2号機も、

同じ現象がおきているので、

これはXMODS全体で舵角を標準より大きくすると

おきうる現象なのかもしれませんね。
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そうでしたか (まるは)
2005-03-31 20:16:07
 てっきり、ガタがありすぎるXMODSですから自分のだけ発生している現象かと思っていましたが、HIDEさんも2台とも出るとは。



対策方法は分かっていますから対応は簡単ですね。

個人的に右回りが得意だったので、右のドリフトは簡単に出来るのですが、左コーナでのドリフトが出来ませんでした。

これが原因だったのでしょうね。

えっ?腕(笑
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そんなことはないですよ (HIDE)
2005-03-31 20:22:25
やはり、どんなマシンのガタも、

必要最小限の範囲があるのですね。



ちなみに、2号車、モーターはHTです。



あと、なぜかラジ天丸亀店にHTと一緒にSRも入っていたので、

無条件で高回転型のSRをF1につんでみました。



目指せ35000回転?w
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いまでは (まるは)
2005-04-01 00:15:17
 今では一番上のモータで入手可能はHTだけですね。

ミルコと曙は店によって在庫のみのようです。

(佐古店にはミルコのみです)



でも巻きロータを載せた感じでは、HTの方が多種多様な巻き数に対応できる感じがします。

ミルコですと、特定の巻き数では圧倒的なパワーが出るのですが、トルク型をめざすとさっぱりとなりました。



>無条件で高回転型のSRをF1につんでみました。目指せ35000回転?w



 ハイギアで、限界まで回しましょう(笑
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またもや (まるは)
2005-04-04 06:52:02
 日曜日、誰もいない行きつけの店のコースで走らせていて、再発しました。

いわゆるトラクション抜けが。



手元で見ると4輪とも回転しますが、指を当ててタイヤを止めると、左前輪だけが軽く止まってしまいます。

またもやギアデフの気まぐれか。



それから開けては締めて、開けては締めてと1時間。

ギアデフ何回ばらしたことやら。



 結局、ギアデフ内にワッシャを入れる事にしました。Mini-Zでも使われている後輪用シャフトのベアリングシムを1枚いれただけで、XMODS用のギアデフが非常に渋くなりすぎます。

 最後の手段。ギアデフ内の傘歯車が当たっている部分をカッターで軽く削ってみました。薄皮1枚程度。

そうすると微妙なひっかかりのデフが出来上がりました。

 くみ上げてみると、左前輪にもみごとにトラクションがかかっています。

やれやれ、これが必要だったのですが、前日まで問題なかったのはどういうわけなのでしょうね。

 まぁどこかが磨耗したのだろうということで、とりあえずしばらくこのままいきます。



しかし、後輪用ギアデフは何もしないのに快調です。この調子を前輪に生かせないものかと。
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