ビクターｃｄプレーヤーXLZ521。

私は昔オーディオファーンだったのですが、１９８８年生の
ビクターのＣＤプレーヤーXLZ521と言うのが特にお気に入りでした。
価格は５９８００円。２３歳で購入。
プリメインアンプもビクター、スピーカーは、セレッション５だったと思います。
で、当時電音のＣＤプレーヤーも同じぐらいの価格だったので、
数か月後購入したりもしたのですが、やはりXLZ521が一番でした。
それで、休みになると、よく上新電機１番館に行って、
ヘッドホンとＣＤなどを持っていろんな機会で音を聞いていたのですが、
おもしろいことに、６万円ぐらいまでは、価格に応じて大きく音質が良くなっていたのですが、
それを超えると、１０万円、１５万円のＣＤプレーヤーでも、それほど音質の差が無くなっていました。
それで、商品を買う場合は、有る特定の金額までは、価格に応じて、
品質が上がって行くが、ある段階からそれほど変わらないと判りました。
つまり、物を購入するにも、高級品が良いからと言って高いお金を支払っても、
有る段階からは、金額に比例して上がらなくなる、いや、
場合によっては、値段が高いＣＤプレーヤーが、値段の安いＣＤプレーヤーの
音質に負けていると言う場面にでくわしたことさえあります。
つまり、商品を買う場合は、高い物が必ずしも良いとは限らないと言うことです。
それと、新しい物が絶対に良いと言うのも違います。
オーディオで、新製品が出ても、前の機種の方が良かったと言うこともたまにありました。
よく自動車なども、昔は鉄板が暑くて、トランクを閉めても、
ドンと言う落ち着いた音だったのに、今の自動車は、パカンと言う感じで、
ちゃっちい音で、故障も多いと聞いたりもします。
パソコンでも、２０２１年夏発売のドン・キホーテの、
１４．１インチノートパソコンより、２０１６年発売の５月に１万円ぐらいで買った、
ASUSの中古パソコンの方がキーボードもしっかりしてますし、さらに、
去年７千円ぐらいで買った２０１２年生のASUSのノートパソコンの方が、
金属のボディーで、入力時も安定してたりします。
まあそりゃ、ドン・キホーテの２０２１年生のパソコンの方が動作は快適ではありますが、
目的に応じて、買い物をする場合は、値段の高めの物を買ったり、逆に、
用途が限定されるなら、安い製品を買うことも必要なスキルだと思うのです。
まあそんな私も、必要だと思えば高い製品を買うこともあります。
１９９２年初めてパソコンを買った時は、２０万円しましたし、
１９９５年PC9821、130だったかを買った時は、
代金２９万円支払いました。
言いたいこととしては、価格が高くて良い物も有るが、有る水準を超えると、
割高な買い物になる物も有る。
また、逆に安くても使用用途によっては良い製品も有ると言うことです。
マンションなどもそうですが、それにインフレの時期か、デフレの時期か、
と言う要件も関係して来るので、買い物もよく考えてされたらと、私は思います。
今日は、なにげなく昔のことを思い出して、
このような内容を書いてしまいました。