「鷗外歴史文學集 第三巻」読了について書くのを忘れていたので。
「魚玄機」「ぢいさんばあさん」「最後の一句」「椙原品」「高瀬舟」「曾我兄弟」。
著者の「好奇心の在り様」がわかってなかなか面白い。
とりわけ女子についてのそれが多いのがポイント。
かの「博学」においてもそうだったのかと思うことしきり。
だったらたいていの男子には「謎」でしかないのも当然か。
「高瀬舟」は高校の教科書に載っている。
「安楽死問題」よりむしろ「足るを知ること」が重要のような。
この指摘が現在にも通用するのに妙な感慨など。
「明治は遠くなりにけり」のはずなのに。
すでに「昭和」もそうなりつつありやがては「平成」も。
かくして「歴史の解釈」は常に「隔靴掻痒」となり。
同時代を生きていないとわからないことは盛りだくさん。
かつては「講談」によって共有されていた「曽我兄弟」。
それが今やほぼ誰も知らないことに。
「歴史」が「講談」という形式で「共有財」になっていた過去は「豊か」。
浪曲についても同じく。
これくらいにしておこう。
「魚玄機」「ぢいさんばあさん」「最後の一句」「椙原品」「高瀬舟」「曾我兄弟」。
著者の「好奇心の在り様」がわかってなかなか面白い。
とりわけ女子についてのそれが多いのがポイント。
かの「博学」においてもそうだったのかと思うことしきり。
だったらたいていの男子には「謎」でしかないのも当然か。
「高瀬舟」は高校の教科書に載っている。
「安楽死問題」よりむしろ「足るを知ること」が重要のような。
この指摘が現在にも通用するのに妙な感慨など。
「明治は遠くなりにけり」のはずなのに。
すでに「昭和」もそうなりつつありやがては「平成」も。
かくして「歴史の解釈」は常に「隔靴掻痒」となり。
同時代を生きていないとわからないことは盛りだくさん。
かつては「講談」によって共有されていた「曽我兄弟」。
それが今やほぼ誰も知らないことに。
「歴史」が「講談」という形式で「共有財」になっていた過去は「豊か」。
浪曲についても同じく。
これくらいにしておこう。