退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「人類以前に農業を始めていたアリあるいは『70年代の常識』がわかる映画」について

2020-01-23 02:44:57 | Weblog
くもり。仕事帰りにポツリ。

バード・ヘルドブラー&エドワード・O・ウィルソン「ハキリアリ」を読む。

副題に「農業を営む奇跡の生物」。
人類が始める途方もない前にそれを始めていたアリよ。

本書で好ましいのは写真が多いこと。
活字の量があまり多くないのも同様に。

もっともそれぞれのアリたちの名前はやや煩雑か。
酵素を含む化学物質のそれについても。

こうしたアリの姿からすると
「人類が生き延びるため」には「役割分担」が必要かも。

もっともアリたちは自らの役割に疑問を持たないものの
人類はおそらくそうもいかず。

矢沢永吉「アリよさらば」はこうした実態を知らない結果。
どうしても「イメージ先行」になるのはわれわれの認知の「貧しさ」ゆえ。

デヴィッド・ローウェル・リッチ「エアポート’80」(’79)を観る。

このシリーズを全部観ようということで。
「大空港」(’70)からすると4作目。

邦題とは違って本作は79年の作品。
やがてモスクワオリンピックのボイコットが起きる前だからソ連との関係も良好。

アラン・ドロン、ジョージ・ケネディ、「エマニエル夫人」(’74)のシルヴィア・クリステル、
ロバート・ワグナー、スーザン・ブレイクリー、エディ・アルバート、

「ベルイマン作品」でお馴染みのビビ・アンデショーンやマーサ・レイ、
あるいは「エクソシスト」(’73)の声で有名なマーセデス・マッケンブリッジなど。

コンコルドの姿が懐かしい。
英仏共同開発の「超音速旅客機」は03年に退役。

「一難去ってまた一難」という物語はむしろ陳腐。
およそ40年前の俳優たちの姿を拝めればいいだけ。

煙草も大麻も自由にやっていたり。
妻を亡くしたジョージ・ケネディがアラン・ドロンの「饗応」を楽しむ姿も。

こういう「時代」があったことを知っていると
「現在のルール」も所詮それと同じことだとわかる。

「正しさ」は常に「限定付き」であること。
そうしたことを知っておくと「物事に対する判断」がブレなくなるはず。
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