退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「テクノロジーが開く『世界』と『革命』を促す映画」について

2019-11-28 03:02:52 | Weblog
くもり。晴れたりパラついたり。

長谷部光泰「進化の謎をゲノムが解く」を読む。

「細胞工学」というものに初めて触れる。
「進化の在り様」を「空間座標」で表すのね。

さまざまなことが明らかになっている模様。
敢えてその詳細については述べず。

テクノロジーが開いた「世界」であることは確か。
ゲノムを解読するシーケンサーの使い方もあれこれと。

明らかになればなるほど「わからない部分」に目が行くようになり。
さらなるテクノロジーも生まれようというもの。

われわれは相当に愚かだがその行く末をAIに任せるのかどうか。
「水は常に下方に流れる」ことを思えばその答えは明白。

「水=容易さ」だと思えばいいだろう。
ただひたすら「謎」に迫る科学者たちは「しあわせ」である一方。

われわれには不明な理由によってAIは「答え」を出す。
「容易さ」という「麻薬」に溺れる「ジャンキー」がわれわれであり。

フランシス・ローレンス「ハンガー・ゲーム2」(’13)を観る。

大統領スノーは主人公カットニスの影響力を怖れ彼女を亡き者にしようとする。
新たなゲームメイカー、フィリップ・シーモア・ホフマンのプランに従って。

彼女に「希望」を見出した人々は各地で反乱を起こし。
政府による弾圧をものともせず。

強引に第75回の記念大会に出場させられることになったかつての優勝者たちも。
「革命」を促す内容は現在の香港を描いているような趣き。

主人公の妹プリムが確実に「成長」している描写にふむふむ。
「チーム」のために自ら命を落とす老婆マグスはどこか「楢山節考」を思わせ。

「空」だったはずのものが「崩壊」し「落下」するシーンの意味を忘れずに。
それはわれわれの「視野狭窄」を象徴しているはず。

さて。

いよいよ結末がどうなるかが楽しみなシリーズ。
明日確実に「3」を観ることになりそう。
コメント
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