退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「長さを感じさせない映画と『下り坂』には文化資本をあるいは日本人メジャーリーガーたち」について

2019-09-03 02:18:34 | Weblog
『晴れときどきくもり。まだバスを使う。

昨夜は結局「ソロモンの偽証 後篇・裁判」(’15)を観る。

なるほどそういう展開かと思った次第。
相当に長い作品なのにそれを感じさせない不思議さよ。

それぞれの「苦境」を描きつつ
「誰も誰かを裁けない」という「現実」を明らかに。

どうも「わが国の姿」が背後にありそう。

平田オリザ「下り坂をそろそろと下る」を読む。

「文化資本」を武器に「国際的な場所」になる地域があることを知る。
そして「地域起こし」になぜ「文化」が用いられないのかも。

若者が地方を出て行くのは決して「仕事がない」からではなく。
むしろ「楽しくないから」という事実も知っておこう。

繰り返すがわが国の現在は政治も経済も三流。
残る「資本」は文化しかない。

町に魅力があれば国内のみならず海外からも人はやってくる。
ネットやSNSの力も相俟って。

こういうパターンもあるのだということ。
東京一極集中があらゆる意味で「危険」なことをあらためて。

やたらに高層ビルが空を遮る風景より
山々の緑や海の青さを見られる方が楽しいわけで。』でまた寝る。

実は雨で中断していたメジャーリーグの試合の間に流された
過去の日本人メジャーリーガーたちの映像が面白かったせいも手伝って。

ただしいちいち「日本人初の」という「冠」を付けたキャプションは煩わしく。
何だかんだで眠くなったのは事実。
コメント
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