退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「セカイから世界へあるいは懐かしい作品と女優あるいはそれにまつわる話」について

2018-02-22 02:34:48 | Weblog
晴れときどきくもり。夜にやや冷える。

東浩紀「セカイからもっと近くに」を読む。

副題に「現実から切り離された文学の諸問題」。
採り上げられた作家は新井素子、法月綸太郎、押井守、小松左京。

無生物のデータベースを家族として表象し、そこに能動性を付与する。
さっさと親元を離れ恋愛して他者に直面する。

不能性のなかに徹底してとどまれ、その反復はだれかほかのひとにとって希望かもしれない。
マザコンが母に見守られて生み出す思弁小説の「罠」から「生殖への欲望」へ。

「諸問題」に対する「答え」は以上の4つで
「カワイイ」「恋愛」「視点の移動」「子ども」と言い換えてみるか。

さらに強引にまとめれば「思い通りにならないこと」への誘い。
「セカイから世界へ」ということでよろしく。

著者に読み解かれたら作家も幸せではないか。
「です・ます」にしたのも飲み込みやすい工夫。

「いじめられっ子」が「大人」になる「ビルドゥングス・ロマン=成長物語」のよう。
敢えて著者そのものに重ねてみたりするのもまた楽しからずや。

ロジャー・スポティスウッド「テラー・トレイン」(’80)を久方ぶりに再見。

ジョン・カーペンター「ハロウィン」(’78)が映画デビューのジェイミー・リー・カーティスは
「お熱いのがお好き」のトニー・カーティスと「サイコ」のジャネット・リーの娘。

「ザ・フォッグ」(’80)では母娘共演もあり
同年の「プロム・ナイト」では「裸のガンを持つ男」(’88)のレスリー・ニールセンとも。

当時立て続けにホラー作品に出演したせいで「絶叫クイーン」と呼ばれたり。
その後「大逆転」(’83)や「ワンダとダイヤと優しい奴ら」(’88)でイメージを変え。

「トゥルー・ライズ」(’94)では大いに笑わせてくれたもの。
58年生まれの彼女は本作では弱冠22歳で今年還暦に。

ジョン・フォード作品でお馴染みのベン・ジョンソンが出ていたのはすっかり忘れていた次第。
というより当時は彼のキャリアを知らなかったというのが正しい。

有名なマジシャンのデヴィッド・カッパーフィールドがそのままの役で出ている。
彼のさまざまなマジックも楽しめる内容。

個人的には冒頭で仲間に脅かされた学生が
ショックのため自らカーテンでぐるぐる巻きになるシーンが印象的。

犯人のかぶっているお面がグルーチョ・マルクスに似ていると思うのは錯覚なのか。
ついでに「You Bet Your life」を載せておく。

もちろん彼の出ている映画を観るのが本筋だけれど。

おや。

ずいぶん話が錯綜してしまった。
もうちょいと飲んで寝る。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加