退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「センスの有無」について

2014-09-13 02:00:23 | Weblog
晴れのちくもり。涼しい。

「今野雄二映画評論集成」を途中まで読む。

4年前に亡くなっていたとはつゆ知らず。
ブライアン・デ・パルマ(著者は「パーマ」と表記)に詳しい人だとだけ。

アメリカのゲイ・カルチャーを早くから紹介していたようで
ちょいと「早すぎた人」だったのかもしれない。

ロバート・アルトマン、ケン・ラッセルなどもお気に入りな模様。
「イージー・ライダー」(’69)の音楽の使い方を酷評してもいる。

そうしたセンスの持ち主に「現代」は暮らしにくかろう。
「フューリー」(’78)をあそこまで「分析」するなんて。

「殺しのドレス」(’80)の冒頭シーンの描写は見事で
そうそうという感じでハッキリと思い出したり。

ようやくリアルタイムで観ていた作品が出てきたところなので
明日を楽しみにしよう。

地下鉄で遠足と思しき小学校低学年の子どもたちを見る。

女子はピンクのオンパレードで色彩感覚が狂っているとしか思えない感じ。
いっそサイケデリックまで行けばそれはそれで悪くないものの。

全体に「汚れた雰囲気」が濃厚でそれも「親の趣味」のせいか。
ひょっとして眼球の造りに問題があるのかもなどと。

いわゆる「落ち着いた色彩」がどこにも見当たらず
いたずらにガチャガチャした印象だけが残る。

「洗練」という言葉は何処へ。
いやむしろもっと「素朴」でいいのに。

自分の「くすみ加減」を他人に押し付けてはいけない。
そのあたりを「最低限のルール」にしたいものではある。
コメント
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