退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「生命力」について

2013-05-21 03:36:49 | Weblog
『晴れ。暑さはそこそこ。

米澤泉「私に萌える女たち」を読む。

女性誌に登場するモデルたちを文字通り「モデル」として暮らしていた女子が
「お手本」を脱してファッションから身体へと関心を移行。

あらゆるものを「コスプレ」としてこなし
「いつまでも若くかわいい自分」を主張し始めたというお話。

著者は「女性誌マニア」のようで読んでいる雑誌でタイプがわかる模様。
あれこれと「棲み分け」があるものだと納得する。

それにしてもこの「上昇志向」の「正体」は「生命力」なのか。』

と書いて昨日は寝てしまう。

晴れ。暑い。

「伊藤計劃映画時評集Ⅰ」を読む。

90年代後半から2000年代前半にかけては「SF映画の黄金期」だったと
解説で柳下毅一郎が書いていたのになるほど。

著者の文章は「初顔合わせ」。
やや控えめに「大事なこと」を言うのがスタイルのよう。

文庫のデザインと「計劃」という「名は体を表す」ような名前に引っかかったのだが
目と耳の確かな持ち主だったことは感じられる。

「Ⅱ」も借りてきたので詳細はその後。
あるいは小説まで読むことになるのかどうか。

「面白い」と思うには「微妙なもの」ふたつ。
コメント
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