退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

いいものを教えることの大切さ

2009-04-15 02:11:55 | Weblog
くもりのち雨。夕方に激しく深夜になって止む。

リンダ・シーガー「アカデミー賞を獲る脚本術」を読む。

1980年から現在(’03)までのアカデミー受賞もしくはノミネート作品を例に
脚本の技術について述べたもの。

「脚本の未来」を考えると「古典」はあまり参考にならないと書いてある。
本当にそうかは十分疑わしく、内容も形式的に当然だろうと思われる程度。

圧倒的に素晴らしい脚本をいくつか紹介した方が面白かっただろう。
「アカデミー賞」のための「傾向と対策」なら仕方ないけれど。

デヴィッド・リンチの「マルホランド・ドライブ」について
何度も「意味不明」とあるのが可笑しかった。

あの作品はそれでいい。
そう言えばすむはずなのに。
コメント
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