不条理み○きー

当面、きまぐれ一言法師です

「試験前夜」

2006年01月16日 23時55分45秒 | Memories

 もうそんな季節だなぁ、と思っていたが、やはり今週末は、大学入試センター試験だ。

 今週辺り、現役高校三年生も浪人諸氏も最後の追い込みでがんばっていることだろう。
 この時点で、奇跡的に伸びる、と言う可能性は低いだろうが、それでも、まだまだ、拾える問題があるのがセンター試験である。
 是非、がんばって欲しい。

 私の時は、センター試験の前身、共通一次試験だったのだが、やっぱり私も、せっぱ詰まって焦っていた。
 あ、今、ここを読んでいる人で、実際に試験前で煮詰まっている人。
 以降、何もためになる話は出ないので、さっさと勉強に戻るように。

 確かに、今思い起こせば、とてつもなく非効率的な勉強をしていた。
 漫然と想定問題集を解いたり、気まぐれで勉強する教科を変えたり。
「おすすめ」に貼ってある「ドラゴン桜」の中で、
「きちんと傾向と対策を持って、効率的に勉強すること」
と言う言葉を、もっと早くに真に理解していたら、あんなには焦ってなかっただろうと思う。

 何せ、前日に目標としていたのは、ただひとつ。
「明日は早いので、今日は早く寝る!」
 まあ、結果は、推して知るべし、と言うような目標である。

 それまでの日々も、決して褒められたモノではない。
 一応、2時、3時くらいまでなにやらごそごそやっていたモノの、ラジオ、ステレオは部屋にあったので、所謂「ながら勉強」は、当たり前。

 気晴らしと称して、コーヒーを入れてみたり、腹が減っては勉強にナランとカップヌードルをすすったり。
 はたまた、外の空気を吸おうと、当時二階だった勉強部屋の窓から抜け出して、屋根の上で星空を見上げてみたり。

 勉強には関係ないのに、好きだった子から貰った手紙を読み返してみたり、その子から借りたノートのに・・・えへん、いや、まあそれはおいといて、ええっと、他にも、友人からの相談を考えていたり、自分の将来はどうなんだろうと思い悩んだりもしてはいたりと、余計なことばかり、やっていた気がする。

 だが、ちょいと負け惜しみにも聞こえるけれど、あの充実した時間は、決して無駄ではなかったと思う。
 勉強について、友情について、恋愛について、音楽について、将来について、夢について、あんなに真剣に考えた時間は、他にはない。

 無駄な時間も、勉強に打ち込んでいた時間も両方含めて、濃密な時間だったと思う。
 だから、今、受験でがんばっている諸君。
 その頑張りは、無駄にはならない。
 今回、結果に繋がらなくとも、きっとがんばったことは、いつか諸君の役に立つことがあると思う。
 
 センター試験まであと少し。
 本試験までも、私立は後3,4週間、国立も5,6週間と言ったところか。
 途中で投げ出さず、最後までやり遂げて欲しい。

 残念ながら、受験には合否があるけれど、がんばった諸君が過ごした濃密な時間には、嘘はないと思うのである。

 それが、どんな過ごし方だったとしても寝

 うーん、何かいいこと、書いてしまったかな?
 って、しまった!
 読んでも意味ねーって、最初にかいちゃったぢゃん!!

 


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