れっつ、すっぴん、トーク

晴れたり、曇ったり、時には雨に降られたり。
空模様と心模様って似ているかもしれません。
すっぴんな思いを綴ります。

時に反芻する

2018-05-17 10:05:13 | Weblog
朝から強い風が吹いています。
ベランダに干した洗濯物が飛びそうなので中に取り込みました。

カレンダーに休みの印がついていたので、安心していたら、急に出勤になったと
娘がバタバタと出かけてゆきました。
わかっていたらお弁当を持たせたのに。

夫が帰って来てくれて色々と助かっている日々だ。
先日も、通院日に夫が一緒に行ってくれた。
主治医の「どう?家庭は円満?」の言葉に二人で「はい」と答えた。
これが平凡なようでいて一番肝心なことだもんなぁ。

私の父は、定年まで教職に就いていた人だ。
とてもきれいな字を書いていた。

私が、躁状態になった時に手紙をもらったことがある。
家庭不和になりかかっていたのを、父が心配して手紙をしたためたのだ。

そこには、私が夫の真面目さが鼻についてきたのだということ。
でも、夫には、精神科に何度も面会に来てくれたり、とても優しい面があること。

そして、家庭とは、夫が先頭に立って重い荷車を引いている
妻である私は、後ろからその荷車を押している。
二人の協力がなければうまくいかないもの。

そういう内容の手紙だった。

ただ、私が躁だったので、手紙を捨ててしまったのだ。
父の思いが詰まった大切な手紙だったにもかかわらず。

認知症になってしまった父。
もう、父から手紙をもらうことはできない。

時々、あの手紙を思い出して夫と協力して歩んで行きたいと思う。
そして、今度、父に会いに行きたいと思っている。
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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (らずべりー)
2018-05-17 11:19:04
puusan、こんにちは。

puusanのお父様、素晴らしい人格者で
いらしたのですね。
お手紙の内容を反芻するpuusanも
素直ないい娘さんだと思います。

私の父も教師でした。
ストレスが多くてお酒を飲み
母や私達にもよく当たっていました。
全然尊敬できる存在ではありませんでした。

でも多趣味で老後はゆっくり
過ごしたかったろうに65歳で
亡くなってしまいました。

半分、憎んでいた存在でしたが
亡くなって数年は思い出すと
とめどない涙がでました。

puusanはお父様がご存命の間に
お顔を見にいってください。
追伸 (らずべりー)
2018-05-17 11:21:56
puusanご夫婦が円満なのは
お父様のお蔭でもあるのですね。
こんにちは (さくらんぼ)
2018-05-17 17:44:36
お父様、素敵な方ですね。puusan、しっかりと育てられた方ですものね。

らずべりーさんも同じ。
父への思い、深いものです。

私の父も、「家庭が一番大切」と繰り返し言っていました。
結婚時、「この家に、いつでも帰っておいで。でも、その時は、二人一緒でやよ。〇〇子(私の名)一人では、あかん。〇〇〇(夫の名)君は、一人でも入れてあげるよ(笑)」と、父らしいユニークさを込めながら、大切な気持ちを話してくれました。

最期を思うと、後悔もします。
もっと何かできたのでは?他の選択は?と。
でも、母を優先したこと、「それでいいんや。」と言ってくれていると思っています。

今、こうして書いていて、父を思い涙が出てきました。

父のこと、大好きです。

私も追伸 (笑) (さくらんぼ)
2018-05-17 17:46:44
「家庭は円満?」って尋ねられる先生、いいですね。
明日、私、診察。「円満です。」って答えてきますね。(*^-^*)
こんにちは^^ (puusan)
2018-05-18 10:06:01
こんにちは、らずべりーさん。

父は、人格者ではないです。
でも、私はお父さん子ですね。
どうして、あの手紙を捨ててしまったのか、後悔しきりです。
まさか、晩年認知症になるとは思いませんでしたから。

らずべりーさんのお父様。とても厳しい方だったのですね。
そういえば、漫画も禁止だったのですよね。
65歳で亡くなられたのは、早いですよね。

6月に夫と二人で連休をもらう計画を立てています。
両親に会いに行きたいと思っています。
さんざん心配をかけてきた不肖の娘です。
せめてそれぐらいはしないと、と思っています。
本当にそうですね (puusan)
2018-05-18 10:08:11
らずべりーさん。

私たち夫婦が離婚しなかったのは、父のおかげです。
あの時は本当に、家庭の危機でしたから。
感謝しないと罰があたります。
こんにちは^^ (puusan)
2018-05-18 10:16:43
こんにちは、さくらんぼさん。

父のこと、ほめてくださって恐縮です。
あの時の父からの手紙がなかったら、我が家はどうなっていたかわかりません。
離婚していたかもしれません。

さくらんぼさんのお父様。
とても、ユーモラスに、でも、大切なことを言ってらしたのですね。
嫁ぐ娘への最高のはなむけの言葉ですね。

いつもお仏前に感謝の気持ちを持ってお供えしている
さくらんぼさん。
その思いは天国のご両親にきっと通じていますよ。
私はそう思います。

私は、病気ばかりして親にさんざん心配をかけて来ました。
少しは親孝行しないといけませんよね。

折しも、西城秀樹さん急逝のニュースを見ました。
私たちの青春時代の大スターでしたよね。
人の一生はわからないと改めて思いました。
心からご冥福をお祈りします。
主治医 (puusan)
2018-05-18 10:18:12
さくらんぼさん。

今日、診察日なのですね。
どんな主治医さんなのかな?
たくさん、お話してきてくださいね。
大切なもの (coo)
2018-05-19 00:20:35
お父様のその言葉

無くなってしまった手紙は仕方ない

物は所詮物です

そのお父様の気持ちを大切にしてあげてください

あなたには、よく伝わっているのが分かります
こんにちは^^ (puusan)
2018-05-19 09:28:39
こんにちは、cooさん。

ありがとうございます。
確かに物は所詮物ですね。
父がどういう思いでその手紙をしたためたのか?
それを思うと泣けてきます。
辛かっただろうと思います。

親はいつまでも親ですね。
ありがたいです。

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