ミニベロで鎌倉古道を少し走ってきた。
右手の豪農の屋敷は歴史的にも価値のありそうな建物だった。
境川の上瀬谷橋を過ぎて次の橋を左折すると瀬谷区中屋敷に出る。
ここを通っているのが鎌倉古道だ。(上記写真)
この辺りは「中屋敷」と呼ばれ、古道沿いには豪農の屋敷が散在する。
明治期に絹糸の製造で財を成した家が多いようだ。
NO,1 入り口から家の門まで結構な距離がある。敷地は2~3,000坪はありそう。
NO,2 門の前に欅の巨木。門構えに趣がある。門から家までもかなり歩く。庭も凝った作りだ。
NO,3 ここにも欅の巨木が。写真では判らないが、この家も2~3000坪程の敷地。
鎌倉古道の名に相応しい道だ。
絹糸取引の為に地元有力者・小島政五郎が自宅の一部に銀行を設立した。今でもその屋敷跡がある。
この小島政五郎という人物は相鉄線の初代社長だそうだ。
やはり古道だ、この先でも道の両側には立派な門構えの家が散見される。
所々に道祖神も見られる。
走っていて以前廻ったことのある瀬谷八福神の寺社に出会う。
その一つ、西福寺(布袋尊)には樹齢千年超といわれる椎の木の巨木がある。
境内には見事なシャクナゲが咲いていた。
鎌倉古道としてはほんの僅かな区間だったが、道の両側には道祖神、立派な門構えの家々等、その昔に思いを巡らせる雰囲気のある道で、本当に楽しい道であった。