≪予想≫ジャパンカップ

　第３１回　ジャパンカップ　
東京２４００Ｍ、芝Ｃ・左、３歳以上、オープン、定量

◎トーセンジョーダン　勢いある
今年の初めがアメリカンジョッキーＣＣ（中山芝2200）での勝利。続いて期待されていた阪神大賞典（阪神芝3000）は右肩跛行のため出走取消し。昨年の有馬記念（中山芝2500）５着以来となったＧ１出走宝塚記念（阪神芝2200）では、休養明けということもあり９着に敗れてしまいました。夏の札幌記念（札幌芝2000）では、後続にハナ差の勝利で、Ｇ２クラスでは敵なしの様相を呈してきましたが、さすがにＧ１では？という感じで前走天皇賞（秋）（東京芝2000）では７番人気。その低人気に反しての見事なレコード勝ちは鮮烈な印象を残しました。東京芝2400Ｍは初めてですが、東京コース自体は（３、１、０、０）の好相性。昨年のアルゼンチン共和国杯（東京芝2500）で勝った経験もあるので、距離も心配ないと思います。

○ペルーサ　末脚が素晴らしい
「出遅れ」がトレードマークになってしまったペルーサですが、今年からパートナーとなった横典騎手との相性が良いようで、少しずつ解消されてきている感じがします。今年は、距離が長いと思われた天皇賞（春）（京都芝3200）で８着だった以外は、日経賞（阪神芝2400）２着、天皇賞（秋）（東京芝2000）３着となかなかの成績を残しています。昨年のジャパンカップでは５着でしたが、上がりは３３．５秒でブエナビスタと並んで最速でした（ブエナビスタは１着から２着に降着になりましたが・・・）。Ｇ１勝ちこそまだありませんが、末脚には自信があるのでスタートがうまく切れれば、いつでも射程圏内。昨年は青葉賞（東京芝2400）で勝った実績もあり、ここは文句なしの条件です。

▲ブエナビスタ　内枠で馬群を捌けるかがカギ
前走天皇賞（秋）（東京芝2000）では１番人気に推されましたが、最後に馬込みから抜け出せずに４着。デビューから始めて、国内戦で馬券圏内から外れてしまいました。これは結構ショックでした。長期休養明けだったことで、馬に少し覇気が足りなかったとの情報もあったので、叩き２走目となる今回は前走のようなことはないと思います。昨年のジャパンカップ（東京芝2400）では、世紀の降着劇と言っても過言ではない、まさかまさかの１着からの降着がありました。それだけ、繰り上がり１着となったローズキングダムとの最後の叩き合いは凄まじいものだったということで、その牝馬らしからぬタフな身体能力と精神力は、負けて強しの印象さえありました。今年はどんなレースを見せてくれるのか楽しみですが、内枠に入ってしまったことで前走の二の舞にだけはならないように岩田騎手にはお願いしたいところです。

△ウインバリアシオン　斤量利があり要注意
３歳馬の活躍が目立つジャパンカップ。今年は３歳牡馬で唯一の出走馬となったウインバリアシオンは、ぜひとも買っておきたいところです。菊花賞（京都芝3000）２着の反動が気になるところではありますが、厩舎コメントを見る限りは元気な状態で出走できそうです。今年の春は、青葉賞１着、ダービー２着といずれも東京芝2400Ｍで好成績を挙げており、コース・距離の相性はバッチリ。ハーツクライ産駒が東京芝2400Ｍで好成績を挙げていることが、データ上の裏付けにもなっています。初めての対古馬になりますが、斤量５５キロはやはり有利かと思います。強豪揃いで楽ではありませんが、自分の走りさえできれば差はないはず。頑張ってほしいです。

注デインドリーム　凱旋門賞で圧勝
今年の凱旋門賞をレコード勝ち。左回りが得意で、東京コースにも適応できそうです。とにかく押さえなければならない１頭。

買い目は、
ワイド、馬連、３連複ボックス＝２ブエナビスタ、７ペルーサ、１２ウインバリアシオン、１３デインドリーム、１６トーセンジョーダン
３連単フォーメーション＝１３デインドリーム、１６トーセンジョーダン２ブエナビスタ、１６トーセンジョーダン７ペルーサ、１２ウインバリアシオン
で勝負

「ひろりん指数」を基に予想しています
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