pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2

2011-08-03 15:00:35 | アメリカ映画(は行)



2011年 アメリカ作品 130分 ワーナー・ブラザース配給
原題:HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS: PART II
監督:デヴィッド・イェーツ
脚本:スティーヴ・クローヴス 原作:J・K・ローリング
CAST
ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン ヘレナ・ボナム=カーター ロビー・コルトレーン レイフ・ファインズ ゲイリー・オールドマン


※ネタバレしています。

うわぁ。ハリポタシリーズに初めて泣かされてしまいました。シリーズ最高傑作だと思う。「炎のゴブレット」以来の劇場鑑賞だったけど、ほんと映画館に行けてよかった。全作見届けられてよかった…。
ずっと『ファンタジー』シリーズだと思ってたけど、「死」という人間が避けては通れないものを扱った、ある意味『超現実』なシリーズだったと思い直した。
大切な人の死を経験した人ならば、胸を打たれるシーンは何箇所かあるはず。
ちなみに私は、マクゴナガル先生がハリーを守るシーンと、スネイプの不器用すぎる愛情をハリーが知ったシーンで涙。
スネイプのシーンは分かるにしても、マクゴナガル先生のシーンは泣き所か?多分劇場で他のお客さんは誰も泣いてなかったけど。(苦笑)
でもなんかね、明らかに「賢者の石」よりも年老いたマクゴナガル先生が、死を覚悟した表情で杖を振りかざす様子が涙ナシでは見れなかった。
スネイプもシリーズ通してみると何かとハリーを影から守っていたので、なんとなく予想が出来た真相だったけど、「運命だ」と割り切ってしまっているダンブルドア校長よりも温かみを感じた。別にダンブルドアが悪い人というわけではないけど、何だか最終シリーズでまさかのイメージダウン…。(笑)
そしてやっぱり号泣なのは、ハリーがヴォルデモートと対戦する直前の、亡くなった人たちとの再会のシーン。
そこでハリーは、私も今まで見送ってきた人、特にお母さんにずっと訊いてみたかったことをシリウスに訊く。

「死は苦しいものなの?」

「寝るよりも早いさ。」

このやり取りに救われた。お母さんの言葉じゃないのに、何だか救われた。

そしてラストは微笑ましいラスト。こういう未来があるから、生きてみてもいいかなって思える。
19年も後のことなのに、ハリーとロンは同じキャストで違和感ないのも、またちょっと笑わせてくれる。ロンはお腹ポッコリしちゃってるし。ハリーの子供ハンサムだし。

今まで登場した道具や部屋やキャラクターが次々と同窓会のように出てきて、待ちに待ったヴォルデモートと直接対決は迫力満点で、泣かされる深いシーンも満載。そして最後はハッピーエンド。10年以上続いたシリーズの最終話としてふさわしい、最高の作品だと思います。

【字幕翻訳:岸田恵子 翻訳監修:松岡祐子】


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