pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

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嫌われ松子の一生

2010-02-07 17:35:25 | 邦画



2006年 日本作品 120分 東宝配給
STAFF
監督・脚本:中島哲也
原作:山田宗樹『嫌われ松子の一生』
CAST
中谷美紀 瑛太 伊勢谷友介 香川照之 市川実日子 黒沢あすか 柄本明


久々に鑑賞です。
中島哲也監督の作品はどれも独自の雰囲気満載だけど、こんな悲劇の話でもこの色に染められるのはすごい!おかげで悲劇の話でも、同じく悲劇の連続のダンサー・イン・ザ・ダークのような後味の悪さはまったくないです。松子を見てて、「人生七転び八起きだ!」と励まされるわけでもないし、「要領悪いなぁ~!」とバカにすることも出来ない。自分の気持ちの持ち方一つで、いつでも同じ状況に誰でも陥るなと思いました。そんな常に綱渡りとも言える人の一生を中島監督は自虐的とも言える笑いで語りかけているように思えました。

柴咲コウの台詞に「人間何をやってもらったかじゃないよね。何をしてあげたかだよね。」という言葉があったけど、松子は「愛して欲しい」という見返りは期待していたものの、他は何も求めず男たちに尽くし続けた。でもこういう結末…。自分の幸せを追求するのは愚行なのか大切なのか…。やっぱり人生は模範解答のない綱渡りだね 最近よく日々の生活の中でも思うことなんだけど、人生楽しく幸せに生きていくのに必要なのは、他人の評価ではなく自己満足出来るかどうかだと思うんだ。他人に「あなた幸せね。」と言われたって自分で納得してなければそれは違うし、「あなたバカね。」と言われたって納得して進んでいる道であればそれは幸せなんだと思う。松子もどこかで自己満足出来てればよかったのになぁ。そのチャンスは歯がキラーンな教師時代の同僚の谷原さん(笑)の告白受けた時や、沢村社長と再会した時とか、突き放した妹に「おかえり。」と言ってもらった時など、何度かあったはずなんだもんね。

しかし何度観てもこの中谷美紀さんの演技はすごい 中谷さんの出演作品の感想を書くとき必ず比べる対象にこの松子役を出してしまうけど、それほど強烈なインパクトがあります。この女優魂に驚愕です…。


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