pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

RENT/レント

2008-06-22 16:22:56 | アメリカ映画(ら行)


2005年 アメリカ作品 135分 ブエナビスタ配給
原題:RENT
STAFF
監督:クリス・コロンバス
脚本:スティーヴン・チョボスキー
原作:ジョナサン・ラーソン(ミュージカル版)
CAST
ロザリオ・ドーソン アダム・パスカル アンソニー・ラップ ウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア トレイシー・トムズ

常に思っていたことだけど、あたしって頭固いよね。。。いつからこんなに固くなってしまったんだろ。むしろ幼少時代はちょっと周りから珍しがられる個性的な価値観を持った子だったんだけどなぁ。良くも悪くも大人になってしまったようです。
映画って一つの芸術作品なんだから、常識や固定観念、物事の良し悪しを判断する観点から観たら楽しめない作品が多い。こんなガチガチの頭だから、個性が強い作品はどん引きしてしまうことが多いのですたま~に個性が強い作品でも引き込まれてしまう作品(最近ではスウィニートッドかな)に出会ったときは、ものすごい充実感を味わいます。それで強烈なこの作品はというと、、あたしはダメだったんですねまた、コレミュージカルでしょ。ミュージカルって完全に引き込まれるか置いてけぼりを食らうか、2つに1つだとは書いたことあると思うけど、今回は置いてけぼりを食らう方でした。こんな他人事のように言ったらいけないとは思うんだけど、ドラッグ、エイズ、同性愛、どれも自分に身近ではないため、それらに四苦八苦しながらも前進しようと奮闘する彼らを観ても、傍観者になってしまったんだよね

でも唯一引き込まれた人物がいます。それはエンジェル。彼(あ、彼女と言った方がいいのか。)がパフォーマンスを始めると、何故かそこだけグイグイ惹きこまれてしまったんだよね。特に印象深いのは最初のサンタの格好をして部屋中踊りまくるシーンと、コリンズに「一緒に住もう、部屋代は1000回のキスよ。」と歌い上げるシーン。最近自分に自信がないせいか、他人の目を気にせず、自分の個性を見失わない人物に惹かれてしまうようです。昨日のJUNOもそうだね。


多くの方が語るように、確かにOP曲のSeasons of Loveは間違いなく名曲。メッセージが強いし耳から離れない。「1年」と言うと、時間はまだまだあるあると思うけど、「52万5600分」と言われると、歌詞にもあったように「未来もない。過去もない。今この瞬間が続く事を感謝しよう」と思えるね。

【字幕翻訳:?】

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