pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

キャバレー

2011-07-21 15:10:22 | アメリカ映画(か行)



1972年 アメリカ作品 125分 20世紀FOX配給
原題:CABARET
STAFF
監督:ボブ・フォッシー
脚本:ジェイ・プレッソン・アレン ヒュー・ホイラー
CAST
ライザ・ミネリ マイケル・ヨーク ヘルムート・グリーム ジョエル・グレイ マリサ・ベレンソン


シカゴ」の原作者ボブ・フォッシーが監督、そして「キャバレー」というタイトルずばりそのものから、「バーレスク」みたいな内容を想像してたんだけど、ちょっと違いました。当時のドイツの社会を背景に、ナチスとユダヤ人の関係など、華やかなキャバレーでのショーの合間にドキっとさせられる残酷なシーンがちりばめられてます。最後の1カットも何だか余韻の残す画。サイドストーリーの、めでたく結ばれたユダヤ人夫婦は大丈夫なのかな?「バーレスク」のようにただ華やかなステージを鳥肌たたせながら楽しむ、というような作品ではありませんでした。

というか、、、先ほどから「華やか」という言葉を2回も使ってるけど、正直あまり華やかではないかも…。約40年も前の作品なので当然のことなんだけど、どうも「バーレスク」を観たばかりなのもあって、お遊戯に見えてしまった…( ̄▽ ̄;) 舞台を本業とし、この「キャバレー」でアカデミー賞にも輝いたMC役のジョエル・グレイのショーは見ものだったです。
ライザ・ミネリの目力がすごい。この時代からまつげエクステ?マスカラ&ビューラーは何を使っているのか教えて頂きたい。(笑)


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