時々是好時

人生も半ばを過ぎ、少しは自分のための時間を割くことができるようになった日々の思いを残しました。

2本のペン

2005-07-26 21:15:00 | 文具・道具
 クールビズでもないが、夏場を迎え半袖ワイシャツ姿で仕事をすることが多くなった。通常持ち歩いているペンの類は背広の内ポケットに収納していた。ところがワイシャツになるとペンの差しどころは胸ポケットしかなくなった。しかし、ワイシャツやポロシャツのポケットの深さというのは11㎝前後で、ペン類の長さは14㎝程度のものがほとんどである。こうなると、胸ポケットには差せないか、斜めに差し込むようなみっともない格好になってしまう。
 そこで、短めのボールペンを探したが、意外にない。私の住んでいる近くの文具店では見つからなかった。たまたま市の中心部に出かけることがあったので大きな文具店に出向いたところ、「手帳サイズのペン」として何種類か売られていた。写真下部のボールペンで、ZEBRA TECHNOLINEという商品名がついている。太さは0.4㎜で、価格は200円だった。
 さてもう1本のペンは万年筆である。わたしがちょくちょくお邪魔する「手帳とカバンのホームページ」(http://www.geocities.jp/techou_bag/)のオーナーであるねこJ氏が絶賛するLAMYサファリのグレーである。ブラッククロームコートのペン先になっている。今回購入したのは細Fでインクはカートリッジ式にし、黒にした。コンバータとの両用式になっている。価格は3500円。
 万年筆を自分で購入したのは30年ぶりぐらいである。日常の筆記用具はボールペンが主になってしまって、万年筆を使って書く機会はほとんどない。しかし、ねこJ氏のサファリへの傾倒を読むにつけ一度は手にしたくなった次第。早速、日頃書いている日記帳にこの日の出来事を書き出してみた。なかなかの書き味だと思う。

ELCOのメモパッド

2005-07-18 21:17:01 | 文具・道具
 ELCOのA7リーガルパッドを知人より頂いた。サイズはA7なので11.5㎝×7.5㎝である。
 4㎜方眼がうすいグレーで印刷されている。ロディアのMEMOパッドと同様に上部には切り取りのためのミシン目が入っている。製本状態はノリ付けでELCOの名が入った布テープが貼られている。

 ロディアよりも方眼がうるさく感じられず、目にはやさしい。方眼のサイズが4㎜では細字のペンでなければなかなか書きにくい。とりわけMEMOとして使う場合は、升目に入れて書くのは面倒だろう。倍の8㎜方眼として使うには大きすぎる。その点、ロディアのMEMOパッドでは5㎜の升目になっているのでまずまずであるが、方眼の色が目に入りうるさく感じられる。日本人が使うとしたら6㎜方眼ぐらいがMEMOパッドとしては使いやすいと思う。

 メモを切り取るときは上部を押さえておかないと布テープがはがれる恐れがある。指でしっかりと押さえて切らなければならない。ロディアはその点、しっかりしたステップラー止めが効いており紙厚も若干あるのでスパッと切り取れる。

 私は、最近、小さなメモパッドは無印良品の罫線付き付箋を使うことが多い。やや小さいが簡単な要件は十分書き込めるし、罫線があることで私のような悪筆の者にとっては少しでも見やすいメモとなるのは有り難い。

 なお、「ELCO」社は1900年創業のスイスの製紙メーカー。封筒、便せんの製造、封かん シール付き封筒の製造、パッド、リングノートなどいろいろなアイテムを製造し、今やスイスを、世界を代表する製紙メーカー。