ぷらっと

NPO法人ぷらっとの活動日記

連休ですね

2010-04-30 16:42:09 | Weblog
明日から5連休という方も多いのではないでしょうかものすごく寒かった4月しかし、予報ではこの5連休はどうやらが続く様子この時期ぽかぽか陽気で過ごしやすいはずなのに、なんだか今年は変いまだに夜は毛布が必需品
さて、皆さんはどこかへお出かけですかさあ~休みだと喜ぶ人もいれば、なにしようかなと途方にくれる人もいるのでは…かつて、施設の支援員をしていたころ、私は、利用者さんは「自由」な時間を求めていると勝手な思い込みをしていました。しかし、よくよく考えてみると私たちは毎日パターンを繰り返しているだけで、急に「好きにして」といわれても戸惑い、「何しよう」と悩んでしまいますよね。ある時、「自由時間」って利用者の方に伝えても「はあ」って顔された記憶があります
思い込みといえば、子供の頃は、「みんなと遊びなさい」って、たくさん友達いる人がすごい人なんて思っていました。けれど、大人になると、そんなに友達と遊ぶこともないし、むしろ年をとって、今まで一人で自分の趣味をもくもくとやっている人の方が、自分の時間を上手に使っておられます。そうなんです、結構人は思い込みが強くて、これが正しいなんてやってますが、実はそうではないことがたくさんあります。
発達しょうがいのある方たちは、あまり人付き合いが上手ではありません。(一概には言えませんが…)家族の方の相談に友達が少ないってこと聞きますが、では、仲間がたくさんいることが素敵なのって思います。人とあわせなくてはいけないプレッシャーに疲れきるより、適当に人とは付き合いながら、一人で強くたくましく生き抜いている人、とても素敵に思います。そんな「思い込み」ってありませんか
さてさて、子供が小さい頃は、休みはどこへ連れて行こうって、悩んでいましたが、今は、さてこの長い連休どうすごそうって変わってしまうんだなだからこそ、自分の人生しようと思う…連休前に感じた私でした

4月は…

2010-04-22 13:00:23 | Weblog
いわゆる新年度がスタートし、各学校への入学や就職されて1ヶ月余りという4月の今時期。不安と期待が入り混じってスタートし、うまくいく人、なんとかやっってますという方、いろんな声を耳にします。特に、小学校、中学校、高校と上がるにつれ、抱える課題や悩みもどんどん変化していきます。それは、しょうかいがあってもなくても親であれば、誰もが通る道。「あそこは上手くやってるな」「あの子は素晴らしい」とよそと比較しても、仕方がないこと。それよりも、わが子にしっかりと向合い、この子のいいとこは伸ばしてやるにはどんな方法が…と考えてあげることが、周囲のできることではないかと感じています。誰だって不得意なことを「やれ」といわれてもテンションあがらない興味のあることはとことん、追求する子達の目は輝いています。ただし、学校でそのことばかりやらせることは無理だし、集団で養えるよいこともいっぱいあります。親にとって、一番辛いことは、毎日辛そうな顔をしていたり、笑わなかったりするわが子をみることではないでしょうか。
何がいいたいのかよくわからない記事になってしまいましたが、やっぱり何でもポジティブに、そして親が笑っていないと子供も笑わないということかな(当然、自分にも当てはまることですよ)5月病という言葉がまだ残っているのなら、今一番苦しい時期を過ごしている親子ががいるのではないかと思い、エールのつもりで、記事を書きました(エールになってないかな)

ペアレントトレーニング受講生募集してます

2010-04-20 14:58:11 | Weblog
「よりよい親子関係を築くために」を目的にこの事業をスタートして、早4年目になります。受講修了生も12名になりましたあまり身近に感じないプログラムかもしれませんが、「子育て支援」のツールになると、私は思っています。特に、子育て真っ最中の母親にとって、「ほめる」難しさより、「しかる」簡単さを選択してしまうのではありませんかでも実は、「ほめる」ことで、「してほしくない行動」が減るのです「行動」に目を向けることが大切なのに、しかってしまうその言動は、子供の人格を全否定してしまってはいませんかまずは、「ほめる」練習と、その子がどんな「行動」をするのかしっかり見極めるところからスタートしますこのプログラムは、ADHDをもつお子さんに効果があるとして紹介されました。しかし、その内容はどんな子供でも使えますし、応用すると、夫婦、学校の教室の中での先生と生徒の関係の中でも使えると思います。是非、内容だけでも知っていただけるとになると思います。
 まだ、希望者がいません。月2回、1回1.5時間、年登録料3,000円と1回1,500円の受講料をいただいています。この機会に是非、一緒に学びませんか一人で悩まず、不安に思わず、集まればそこから新しいヒントや知恵がもらえますよ受講生を募集しています。是非、ご連絡ください。

平成22年度スタート

2010-04-12 12:32:48 | Weblog
お久しぶりですようやく、更新です。早いもので別れの季節が終わり、出会いの4月も中旬となってしまいました。最近、特にこの年代に入ると毎日があっという間に過ぎ去ってしまうのが実感ですなんだかんだとぷらっとも4年目に入りました「よくやってるね~」(なんで、そんなことしてるの)()は心の声です。と、最近は言われなくなりました。昨年度は、できることをやろうの思いで、事業をさせていただきました。今年は…まだ理事会も総会もしていないので、会員様からどのようなご意見を伺えるかはわかりませんが、やっぱりしばらくはこのペースでさせていただかこうかと…思っています。相談事業をメインに、大事に関わっていきたいと考えています。残念なことに第三者評価機関の認証が取り消しになりました。従って、この事業は廃止です。継続研修の日程調整がうまくいかなかったこと、また需要もないことからの決断です。正直、そこまでお金をかけてやる事業所もありませんし、義務化でもないですしね。個別、小集団、ペアトレ、講演会は継続して行います。(ありがたいことに、社会福祉事業開発基金様、中国労働金庫様から助成金、寄付金を頂戴いたしました)会員様には、総会終了後、継続入会、事業のちらし、パンフレットなどを送付いたします。今年度も引き続きよろしくお願いします。そうでない方々もどうぞご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
何にも役に立たない事業所かもしれません。が、一人でも「行ってよかった、助かった」と思える場所つくりをしていきたいと思います。よろしくお願いします

なんとなく感じたこと

2010-01-21 12:26:28 | Weblog
今年度も残すところ2ヶ月…事業計画とおりできたか、会員様からの会費を無駄にしなかったか、利用された方の求めることに答えることができたか、様々なことが頭をよぎります。小さなNPO法人でいったい何ができるのか、サービスがないと意味ないのか。経営は?

理事会の中でも、毎回出てくる議題です。
昨年被後見人さんがなくなられました。1年足らずのお付き合いでした。結局最後まで、私の名前も覚えていただけませんでしたが、たくさんのことを学びました。いろんな生き方、暮らし方、考え方。この仕事を通し、まさにリアルに感じさせてくれます。

正直、ゆっていーじゃないけど、「ちっちゃいこと気にするな」って思うことが増えてきました。周囲からすると、常識的でなくても、選択肢を出して選ばず、でもそれで幸せと感じるのなら、そんな人生もありじゃないと、私は思います。
生まれ育った地域でなくても、「ここがいい」という場所に住めばいいし、こんな夢があるんだって思えば、とことんそれに向かって頑張るのもいいと思うし。
とこんな発言すると、無責任といわれてしまうのかな
あまりにも先のことで悩んだり、苦にするよりも「動く」、背中を押してあげるそんな相談事業所になりたいなと思っています。

新年明けましておめでとうございます

2010-01-08 14:18:01 | Weblog
2010年がスタートしました。どうぞ今年もよろしくお願いいたします
さて、お正月気分は抜けましたかというより、今年の年始は4日スタートの方も多かったのではないでしょうか
ぷらっとも、今年で4年目を迎えます早い…の一言。よく、「忙しいでしょ」と聞かれますが、ずっと事務所に在中の時もあれば、ずっと出掛けている時もあって利用者さんが毎日通ってくるわけではないので、サービス事業所さんの方がよっぽど日々に追われていると思います。
以前から会議の席でもよくお話ささえて頂いているのですが、ぷらっとのようなサービスをしない事業所は、日々には「ゆとり」があると思います。たくさんの方と毎日相談しているわけでもなく、じっくりと一人の人に関われると思います。出来る事をする、ぷらっとがやれることはするというスタンスです。ケア会議は、一人の方のサービス調整や課題解決のために、関係機関が集まり、解決策を講じるわけですが、この場はむしろ「役割分担」の明確化と責任所在の明確化だと思っています。1機関が全てを背負えるわけでもないし、むしろそれは危険。だから、会議をする必要性があるんだと思っています。
今年は、どんな方と出会えるのか、そして考えさせていただけるのか、この仕事をしていると本当に、人生勉強になります。
ということで、今年もお世話になります

久しぶりの投稿です

2009-12-14 10:02:15 | Weblog
なんと何ヶ月ぶりの記事でしょうかあっという間に今年も残りわずか…開いてみれば、バックは夏そっか~そんなに長いこと更新してなかったんだ…
「ぷらっと」が何もしてなかったのではなく、私が記事を書かなかっただけです。すみません
事業としては、それなり進んできています。少ないですが、サービス計画作成は3件、ペアトレも順調に毎月重ねてきました。相談、個別SST、養護学校の外部活用事業、講師のお仕事…。いつの間にか、時間が過ぎてしまいます

最近では、12月6日に中尾繁樹先生にご講演いただきました。超多忙な先生。この日もとんば帰り。9月にいらっしゃった時より、随分痩せられて
40名くらいの参加でしたが、アンケートからも、やはりもっと聞きたかったとの回答が多く、安心しました。それにしても、だんだんと講師にお呼びする先生がお忙しくなり、日程調整がなかなかうまくいかなくなりました
本当は、できれば講演会でお聞きしたことを実践していただきその方が発表して地域に還元していただくと一番いいかと思うのですが、どうでしょうか。私が、先生をお招きする理由は、①このツールにこだわっていない②多角的な視点で捉えているということです。発達障害という視点だけでなく、環境背景、生活全般での捉え、何よりも「困った感」で、対応しようということでしょうか。
「障害」の定義の中に、「日常生活に支障をきたしている」という文面があります。まさにそうで、どんな障害があろうが本人が困ってなければそうでなくともよし、気付いてないとすれば、気付かせてあげないといけない(周囲が防御線をはっている)かなと。多分、これには賛否両論あると思いますが、私はそう思います。

なんてことたらたら書いてしまいました次の記事がいつになるかはわかりませんが、時節柄体調には十分気をつけて、残り2009年ぼちぼち過ごしましょう

お盆休み

2009-08-14 16:04:07 | Weblog
ぷらっとは、現在お盆休み中ですといっても、特にやることもなくお花の水やりに事務所にでてきました。みなさんは、どのようにお過ごしですか。お仕事されておられる人もたくさんいらしゃるでしょう帰省してゆっくりすごされている人もいらっしゃるでしょう

何年かぶりに小中高時代を共にすごした友人と、電話で話す機会がありました。大学をでて一般企業に勤め、何年か前に起業し東京で事務所をもっているとか。昔から、前向きで一生懸命な彼女だったので、その頑張りには脱帽です彼女の仕事は、大きく捉えると私と同じ「相談」という職種でした。内容は、違いますが、「~したい」というニーズに対し、答えをだす仕事です。会話の中でこう言っていました「私は、自分の仕事の仕方をすべてホームページで伝えているの。特に宣伝しているわけではない。私の仕事のスタイルはこうで、できることできないことを伝え、それでも私にという人に対して全力で取り組む」と。共感できる「それはあなたが間違っている、その考え方では私には無理です」と。「聞いてもらえるだけで」とおっしゃる方がいらっしゃいますが、ぷらっとの場合、お金をいただく以上それだけでは、済まされない、その課題を解決していかなければならない…責任があります。この彼女にも同じことを言われました。

今の世の中、あいまいなことが多いけど案外、「それ間違ってる」とか「こうしたら」ってはっきり言ってほしい人が多いのではと感じてます。でも、それが言えるのは信頼関係があってからこそですけどね


男脳?女脳?

2009-08-12 09:44:54 | Weblog
ある方のアドバイスで、ブログは短くても毎日更新すべしと言われなんとか、3日連続で記事を書いています。

今年の夏は、豪雨に地震、新型インフエンザと自然の怖さを痛感させられていますね私は、スケジュール帳に予定を書き込むことが大好きで、少しでも空いていると、詰めてしまいたくなる人なんですだから、何ヶ月も先に予定を書き込むのですが、今年はいろんなことが起きているので、少しためらってしまいますなぜならば、予定変更がありそうだから…秋から冬にかけてインフルエンザが流行りそうだしとなると、イベント中止がありそうだし

なんてこと考えていたら、何もできない…のですが。
「男脳、女脳」ってありましたよね。地図の読めない女性とかという本。みんながそうではないけれど、女性は、どちらかというとひとつのことをしながらも、「今日の夕食は何にしようかしら?」とか、「子供大丈夫かな」とか、結構同時にあれやこれやを考えてしまう。同次処理型。に対し、男性は一つしか見えない、たとえば「マヨネーズないよ」と冷蔵庫あける。(よく探さない、目の前にあるのに)継次処理型とか。むろん、全ての方がそうでないでしょうが。特に私は、いろんなことが頭の中に浮かんでくる人のようです。

だから何と言われるとのですが、人間先を読みすぎて何もできなかったり、先が読めなくて行動的だったり、不安だったり、様々だということが言いたいのです。どちらが良いとか悪いとかではなく、自分の傾向を知っておくと失敗も少なかったり、できもしないことに挑戦してがっかりすることもないのではないかと感じています。

今、ぷらっとの個別指導は、この「自分探し」「癖」「傾向」について特に力を入れてやっています。適度に人と関わっていくためには、まず「自分を知る」ことが必要ではないかと思ってます

想定外

2009-08-11 09:39:06 | Weblog
8月9日に、グループ活動(→「ぷらっとほーむクラブ」と名つけられました)を行いました。保護者の方を含めて10名、今回はバーベキューあいにくので、急遽「ぷらっと」の前で

そう、そこで想定外のことが起こりました
火をおこせない…というのも家庭でも火おこし担当は、男性ではありませんか。女性ばかりで、悪戦苦闘
さて、その様子を見ていたAさん。不安でいっぱい
「誰かに聞いてください」「こーすれば…」と落ち着きがなくなってきます。
そう、不安にさせてしまっているのです。自分自身何とかコントロールしようと頑張っています。(その場を離れたりして)だんだんと声が大きくなります。するとBさん、「少し静かにしてください」

やっと炭に火がつきました。すると、次は鉄板がない
焼きそばができないこれに気付き「焼きそばができません」
また、予定とは違う。こんなことの連続でした。しかし、周囲は理解していて、何もいいません。蒸し暑く、朝から少し落ち着きがなかったとのこと。
申し訳なかったと思いながら、最後に一人ひとり感想を聞くと、「いろんなことを言ってしまいましたが、楽しかったです」と。こちらのミスに本当に

でも、こんな不測の事態、世の中たくさん起きます。少しずつ、少しずつ「非自閉症文化の仕組み」を知りながら、「自閉症文化」を理解しながら、進んでいきたいと考えています。
「自分で考えて行動して」というのは、ものすごく難しいことなんだなとつくづく、感じる今日この頃それはそれで大事なことと思ってはいますが、それができない人には苦痛だったと。本人の思いを受けとめながら、指示してもらう…指示が楽な人もいっぱいいる。このバランスかな