ぷらり遠州

主に遠州地域のグルメ・食べ歩き

綺麗な初日の出が見られるスポット

2011-12-31 00:56:00 | @日経プラスワンより

お天気どうかな?

起きられるかな?
寝ないでおこうかな?

おすすめ初日の出スポット
寒さ対策、バッチリの完全防備でお出かけくださいませ~
良いお年を。

日本観光振興協会のホームページ「全国旅そうだん」でも
初日の出の特集があります♪


もうすぐお正月♪ 遠州のお雑煮のイロハの“ハ”

2011-12-28 23:57:00 | #食にまつわること

伝統的な具材を地産地消し、縁起をあやかりたいわw

【里芋】
稲作以前の主食であった里芋は大切な保存食でもあり、
祭りなどに出すご馳走だったらしい。
体を温める効果もある。

【大根】
白く美しい大根は清廉潔白の象徴。
なますなど祝い料理にも用いられる。
代表的な冬野菜の一つで、消化促進に役立つ。

【菜類】
正月菜ともいわれる水菜は雑煮に必須。
「菜を上げる」⇒「名を上げる」=出世するにつながることから
縁起を担いで入れられる。
水菜が採れない地域では小松菜や白菜で。

【かつお節】
かつおぶしは「かつぶし」とも言い「勝つ武士」を意味するので
縁起モノ。
出汁にたくさんかつおぶしを入れると甘く感じる。

【青のり】
遠州全般にある風習らしいが、
浜名湖で採れる青のりよりも四万十川の青のりが主流。

“しまだのり”という名で12月になると浜松の乾物屋にたくさん並ぶ。
山内一豊が土佐から掛川への土産として持ち帰った青のりを
縁起ものとして受け継いだ、という説。


江戸時代の豪華な雑煮は「串アワビ」「いりこ」などを入れたらしい。
現代ではそれらに代えて、鶏肉・海老・かまぼこなどを使う家が多いのだとか。

海の幸、山の幸など地場産の旬のものを入れ、
感謝していただきましょう!

?揚げ餅雑煮
 うどんつゆに揚げたお餅を入れて大根おろしを乗せ、
 かつお節、ネギを振りかけて出来上がり。
 さっぱり感があり、香ばしくて美味しい( ゜v^ )

?おはたき雑煮
 雑煮に入れても煮崩れせず、粘りが少ないのであっさり。
 
 =おはたき=
   遠州地方に伝わる本来くず米を餅にするため、ざるではたいた。
   現在は少しもち米を入れて作るのでなめらか。
   焼いて砂糖醤油で食べたりもする。


☆もうすぐお正月♪ 遠州のお雑煮のイロハの“イ”
☆もうすぐお正月♪ 遠州のお雑煮のイロハの“ロ”


もうすぐお正月♪ 遠州のお雑煮のイロハの“ロ”

2011-12-27 23:33:00 | #食にまつわること

■全地域共通■
・かつおだし
・醤油で味付け
・焼いていない角餅
・かつおぶしと青のりをかける


【現代版はままつ】
・角餅 ・養老海老 ・鶏肉 ・日の出かまぼこ
・亀甲芋 ・鶴大根 ・水菜 ・花かつお ・青のり

■浜名湖以西■
雑煮に油揚げを入れる東三河(豊川・豊橋・新城)と
昔から交流があり、浜名湖以西でも油揚げを使う。
豊川市史にも「雑煮に油揚げを入れる」と記述されているらしい。

【三ケ日・引佐】
油揚げが入っている率高し
→油揚げでコクと優しい甘味が出るそうな。

【湖西】
白菜と油揚げを
かつおだしを少々の醤油で味付けしたすまし汁で煮る。
かまぼこを乗せ、かつおぶしをトッピング。

■北遠■
地場産の里芋を入れる家が圧倒的。
【佐久間町】
里芋と大根くらいで青菜が採れれば入れるくらい。

【水窪】
信州から来た人が多く、餅を焼く家もある。
西浦地区の一部はお雑煮ではなく、焼きあん餅らしい。

【天竜・熊】
特産のしいたけ入り。→旨みが違うらしい。
白菜・里芋を別ゆで。
カツオ・昆布・干しシイタケのだし汁を醤油で味付け。

【磐田】
里芋ではなく海老芋(特産)

【春野】
タワシで洗った里芋をふかし、
皮付きのまま醤油で味付けしたかつおだしのすまし汁に入れる。

田河内と植田地区は里芋とお餅だけらしい。
皮付きが普通だと思っていたとか。

■東遠■
大根&水菜を入れるのが主流。

【袋井・掛川】
水菜が採れる地域だったからよ~。

【森・菊川】
すまし汁派 ⇔ めんつゆ風の濃い汁派
2パターンに分かれるよう。

【御前崎】
丸い薄切り大根と水菜を
醤油で味付けしたかつおだしのすまし汁に入れる。
ダシを取るとき、
「これでもかっ!」ってくらいたっぷりかつおを効かせる。
漁業の街ならでは。


具材の意味を知れば、
ひと味違うお雑煮に感じるかも。

☆もうすぐお正月♪ 遠州のお雑煮のイロハの“イ”
☆もうすぐお正月♪ 遠州のお雑煮のイロハの“ハ”


もうすぐお正月♪ 遠州のお雑煮のイロハの“イ”

2011-12-26 23:07:00 | #食にまつわること

家庭・地域によってさまざまだというお雑煮。
耳にした歴史、具材や特徴をまとめてみました。

◆武士の間では室町時代から食されていたよう。
 江戸時代には晴れの日の節句には
  庶民も餅を食べられるようになったらしい。

◆鏡餅を作って神様に供え、
  残りの餅をのして四角に切って家族で食べる→雑煮につかわれる餅。

 「晴れの日に“晴れ食”を神様と一緒に食べる」意味がある。
 (神人共食という)

 雑煮を食べる時は両方の箸が細い柳箸を使うのが礼儀。
 一方の端は神様が、もう一方は人が使い、同じものをいただく、ということらしい。


遠州は餅を焼かない地域がほとんどの関東風。

これは、気候と関係があるらしい。

温暖で農作物が一年中何でも採れるので保存の必要がなかったこと
畑仕事に多くの時間を費やしたので、料理にかける暇がなかったこと
⇒餅を焼かずに入れたんだとか。

☆もうすぐお正月♪ 遠州のお雑煮のイロハの“ロ”
☆もうすぐお正月♪ 遠州のお雑煮のイロハの“ハ”