風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

窯跡公園と尾羽地区

2020年10月26日 | さんぽ帳
以前、友人が「IAI(アイエイアイ)のあたりまで散歩に行くと坂道があってほどよい運動になる」と言っていたのを思い出した。
IAIというのは産業用ロボットを造る地元企業で、清水区尾羽(おばね)の高台に社屋が建っている。
私の家から尾羽まで、歩くのにはどの道を行けば安全か、と地図を調べていたら、IAIの近くに「窯跡公園」という公園があるのを見つけた。

昨日、散歩の目的地は「窯跡公園」と決め、日中に出かけた。
新東名と東名高速を結ぶ、清水ジャンクション(尾羽ジャンクション)付近。



国1バイパスの立体交差化の工事も進んでいる。
工事現場のバリケードガード(アニマルガードというそうだ)、キティちゃんのは初めて見た。



IAIへ続く、坂道に入った。
友人が話していたのは、このあたりの坂道かもしれない。



さらに進んだところで、目的地に「と~ちゃこ」。
古墳時代に陶器を焼いていた窯で、大量の瓦が出土した「東山田古墳跡群」だそう。



緑に囲まれた、こじんまりとした公園。



花が咲いている木を発見。
近くまで行ってよく見てみたけど、木の種類も名前もわからない。





公園を出て、坂道を進み、振り返った先に清水港方面。



いつも眺めている山々が別の方向から見ると、また違って見えて新鮮。



帰りは尾羽から庵原町(いはらちょう)へと抜けて行くことに。
庵原は以前10年間住んでいた町。
新しくできた道路や当時の風景を残しているところなど、首をあっちへこっちへと動かしながら歩いていると、羅漢像が。



いつの間にか大乗寺の前に来ていた。



ここも遺跡だと、昨日 初めて知った。
庵原に住んでいたときは気づかずにいたなぁ。



尾羽方面は同じ清水区内でまったく知らない場所ではないのに、旅をしたような気分になった散歩だった。