まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

奈半利のかわいい石塀たち

2020-01-11 23:07:50 | 風景
2019年秋の高知の続き。

吉良川と同じような水切瓦のある民家が見られる奈半利のまち。玉石がみっしり並んだ塀も吉良川のものと似ている。
しかし奈半利では「いしぐろ」とは呼ばないようだ。
庭付きのお屋敷が多いだけに垣や塀も多く、石塀のまちなみとしてはむしろこちら、奈半利の方が印象が強い。
石のみで積んである石垣はあまり見当たらず、ほとんどは玉石を漆喰などと交互に積み上げた「練り塀」である。
こちらもいくつかのバリエーションがあり、石垣フェチの私はすっかりとりこになってしまった!

車を停めた役場の隣にいきなり立派な石塀が!左側は玉石をそのまま、右側は割面を表面にして積んである。
中央は隅石のように見えるので、左側はあとから積み増ししたのだろうか。




そこから角を曲がって続く塀は瓦をみっしりと積み上げた築地塀になっていた。


さらに続く塀は途中から板張りになった。立派な松の木もさまになったこのお宅、文化財の記載はないが
ここも由緒ある家という感じがするな。


東山家の裏にも素敵な塀があった。


うわ~~かわいい!!ここは石がほとんど漆喰の中に埋まっていて、表面に飛び出している石が水玉模様みたい!
しかし、見かけはかわいいが、石をよけて漆喰の表面を均す作業は大変そう!地味にすごい左官技術だろう。


基壇部は切石積み、上には瓦が載っている。端には隅石。


出入口を挟んだこの短い塀も、手抜きなし。あっぱれ!


野村家の石塀。


主屋は大正時代のものだが塀は明治後期の築という。


ここは外に面した塀の他に、門を入ったアプローチに沿った低い塀があり、玉石の練り塀がカーブを描く。


この建物は森家住宅の一部かな。中の建物は建て替わってもこの石塀が残っているのはいいね!


うふふ~~ん、なんてかわいいの!!


こちらの石塀は目地の部分にちょんちょんと模様が入っている。




改田家住宅の大正初期の主屋はファサードが改修されていてあんまり目を引かないが、石塀は他とはひと味違う。


道路に面した石塀がこれ!!丸っこい玉石ではなく少し薄っぺらい石を半分土の中に埋めているのだ。


縦方向の目地が広く横一列に揃っていて、水平のしましまボーダーだ。


隣地に面した南側の塀もまた見事な粒ぞろい!!本当に、奈半利の人たちはカワイイモノ好きだなぁ!


いくら見ても飽きない。見つけるたびに写真を撮りまくってしまう。奈半利の石塀LOVE~~~(笑)
今もこれを書きながら、この丸っこいカワイイ石塀が恋しくなってもう一度見に行こうかと考えている。


続く。

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